...殊(こと)に黒(くろ)い塗(ぬ)り箙(えびら)へ...
芥川龍之介 「藪の中」
...黒塗(くろぬ)りの箙(えびら)...
芥川龍之介 「藪の中」
...黒塗りの箙(えびら)...
芥川龍之介 「藪の中」
...何卒(どうぞ)箙(えびら)の矢をとつて...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...陸には源氏箙をたたいてどよめきけり」といふところ迄は...
太宰治 「右大臣実朝」
...源氏は又箙を叩いてどよめきけり」と法師の節おもしろく語るのを皆まで聞かず...
太宰治 「右大臣実朝」
...背には逆顔(さかづら)の箙(えびら)...
中里介山 「大菩薩峠」
...二十四差した箙(えびら)を持ってついて来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...箙にさしはさんだ梅花一枝の悲し気な風情でゝもあつた...
牧野信一 「ラガド大学参観記」
...小姓は箙(えびら)を負い半弓を取って...
森鴎外 「阿部一族」
...新米の古賀氏は何の「箙」ぐらいと思っていたのに案に相違して震え上った...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...「箙」なぞを滅多に習うものじゃないと思った...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...そのうちに粟生氏が「箙」の切の或る一個所をかれこれ二三十遍も遣直(やりなお)させられたと思うと...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...(十三)猩々(十四)小鍛冶(十五)岩船半能(十六)烏帽子折子方(十七)田村(十八)殺生石直面(十九)羽衣ワキ(二十)是界(二十一)蘆苅(二十二)箙(えびら)(二十三)湯谷(ゆや)ツレ(二十四)景清ツレ――但これは稽古だけで能は中止(二十五)船弁慶ツレ...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...箙(えびら)を負うた武者姿など...
吉川英治 「私本太平記」
...「惟任退治記(これとうたいじき)」にも、羽柴小一郎、警固ノ大将トシテ、大徳寺ヨリ千五百軒ノ間、侍三万バカリ、道ノ左右ヲ護リ、弓箙(エビラ)、槍鉄砲ヲ立テ、葬礼ノ場ニハ秀吉分国ノ徒党ハ云フニ及バズ、諸侍、悉ク馳セ集リ、見物ノ輩、貴賤雲霞(ウンカ)ノ如シ――と、叙(じょ)し、輿(こし)の轅(ながえ)は輝政と秀勝...
吉川英治 「新書太閤記」
...生田ノ森の梅花を箙(えびら)にさして奮戦したという梶原源太景季(かげすえ)のような武者たちが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...背に箙(えびら)を負い...
吉川英治 「平の将門」
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