...私はその本の第二義的な意味を理解しています...
...彼女は第二義的な意味を含むコメントを残しました...
...この言葉の第二義的な意味を深く掘り下げて考えてみましょう...
...漢字の第二義にも注目しなければならない...
...試験に出るかもしれない第二義的な意味を忘れずに勉強しておきましょう...
...外交・財政は第二義的価値を有するに過ぎざるも...
石原莞爾 「戦争史大観」
...決戦戦争にあっては武力第一で外交内政等は第二義的価値を有するにすぎないけれども...
石原莞爾 「戦争史大観」
...さういふものが残つてゐるほど第二義的であることは免れないけれど...
種田山頭火 「行乞記」
...第一義の問題をそのままにして置いて第二義第三義の問題に没頭するとき...
種田山頭火 「最近の感想」
...であるから、作者が実際の人間に、『自然らしさ』を求めるに際しても、大抵の場合は、何事も第二義、第三義的で面白くないことが多い...
田山録弥 「小説新論」
...序破急などゝいふ人間が第二義的につくつた法則などがあつた...
田山録弥 「小説新論」
...無用な狐疑(こぎ)や第二義的な些末な考査からやり惜しみをするということが...
寺田寅彦 「学位について」
...従ってその地質的変動によって生じた地震の波が如何なる波動であったかというような事はむしろ第二義以下の問題と見られる傾向がある...
寺田寅彦 「地震雑感」
...第二義的な問題だ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...つまり批評・評論を第二義的とするということに他ならないのだが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...もっとも手近かな第二義的の原因を根本的なものと取り違えて...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...普通の小説の面白味は篇中人物の意見(オピニオン)で左迄に支配されないからそんな事は第二義第三義に落ちて仕舞ふのである...
夏目漱石 「「額の男」を讀む」
...そうすると小説は第二義のもので...
二葉亭四迷 「私は懐疑派だ」
...人間の行為は第二義になって現われるんだから...
二葉亭四迷 「私は懐疑派だ」
...又、真実の処、能のヨサの正体をこれ以上に説明すると、第二義、第三義以下のブチコワシ的説明に堕するので、能のヨサを第一義的に自覚するには「日本人が、自分自身で、舞いか、囃子をやって見るのが一番捷径」と固く信じている者である...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
...以下陳(の)ぶるところの第二義以下の説明を読み終られたならば...
夢野久作 「能とは何か」
...胸に計っている成功はむしろ第二義的であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...恋は第二義であった...
吉川英治 「源頼朝」
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