例文・使い方一覧でみる「第一陣」の意味

...ルンペンを第一陣第二陣と満州に移民させればよいし... ルンペンを第一陣第二陣と満州に移民させればよいしの読み方
戸坂潤「社会時評」

...再建論者の第一陣... 再建論者の第一陣の読み方
中里介山「大菩薩峠」

...第一陣の出勤馬車が走り出す... 第一陣の出勤馬車が走り出すの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「煉獄」

...世界の勤労大衆の中からもり上って来る革命力ぶっ潰しの第一陣を日本の帝国主義が買って出ているのだから...
宮本百合子「逆襲をもって私は戦います」

...もっとも、それから間もなく鉄砲が渡来して全国に行き亙（わた）ったので、後には、第一陣鉄砲隊、第二陣長柄隊というふうに、戦術の編制は変って来たが、とにかく甚助の少年頃には、ふと物置小屋を覗（のぞ）いても、長柄の錆（さ）びたのが一本や二本は転がっている程だった... もっとも、それから間もなく鉄砲が渡来して全国に行き亙ったので、後には、第一陣鉄砲隊、第二陣長柄隊というふうに、戦術の編制は変って来たが、とにかく甚助の少年頃には、ふと物置小屋を覗いても、長柄の錆びたのが一本や二本は転がっている程だったの読み方
吉川英治「剣の四君子」

...その第一陣として... その第一陣としての読み方
吉川英治「三国志」

...第一陣ととなえて前進を開始した... 第一陣ととなえて前進を開始したの読み方
吉川英治「三国志」

...味方の第一陣の惨敗を聞き取って... 味方の第一陣の惨敗を聞き取っての読み方
吉川英治「三国志」

...「ふたりで行け、凌統を第一陣に、甘寧を二陣として」孫権も、他の諸大将と、輪陣を作って、堂々、あとから押出した...
吉川英治「三国志」

...敵の第一陣線が望まれた... 敵の第一陣線が望まれたの読み方
吉川英治「三国志」

...この第一陣には、それがしを出して、彼と戦わせて下さい」帝玄徳が敵をながめている日、関興（かんこう）はこう願い出た...
吉川英治「三国志」

...木下勢に先鋒の第一陣を仰せつけられますように」と... 木下勢に先鋒の第一陣を仰せつけられますように」との読み方
吉川英治「新書太閤記」

...ただ彼の、これから先の大決戦に第一陣をという願いに対しては、「すでに、その第一陣は、徳川殿に嘱（しょく）してある...
吉川英治「新書太閤記」

...指呼（しこ）のあいだに対峙（たいじ）していた羽柴軍の第一陣地――堀秀政の東野山の兵も... 指呼のあいだに対峙していた羽柴軍の第一陣地――堀秀政の東野山の兵もの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...余吾西岸を追撃しつづけるまで――東野山の第一陣地が... 余吾西岸を追撃しつづけるまで――東野山の第一陣地がの読み方
吉川英治「新書太閤記」

「第一陣」の書き方・書き順

いろんなフォントで「第一陣」