...心の実験を真面目に表わしたものが英国第一等の文学であります...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...今の教育上ことに知育上においては私はけっしてアメリカ第一等の女学校とは思わない...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...この健康道場第一等の色男を以(もっ)て任じていたのに...
太宰治 「パンドラの匣」
...それただ世界第一等の富栄なる国なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...下院第一等の名物田中正造氏其人なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...天下第一等のところになっているが...
中里介山 「大菩薩峠」
...秀吉を古今第一等の日本の英雄とすれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...日本の絹は世界で第一等だ――とここのマネージャが言っていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...この甲州第一等の祖先伝来の身上(しんしょう)を...
中里介山 「大菩薩峠」
...当地(ここ)で第一等の料理屋だそうだが...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...重き危篤のものを第一等の病人となし...
福澤諭吉 「養生の心得」
...揚物(あげもの)にはサラダ油が第一等だね...
村井弦斎 「食道楽」
...殊(こと)に眼(め)の肉と嘴(くちばし)の肉は第一番の上客に差上げるとしてある位で鯛の全身中第一等の美味だね...
村井弦斎 「食道楽」
...これは仏蘭西人(ふらんすじん)が最上等の料理と珍重(ちんちょう)するドウキングのケーポンだよ」大原「何の事だね」主人「ドウキングというのは肉用鶏(にくようけい)の中で第一等の種類さ...
村井弦斎 「食道楽」
...ここで出来る紙の第一等のものは...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そこで第一等という何とかホテルの大玄関に自動車で乗りつけて...
夢野久作 「鉄鎚」
...つまり世界第一等の色気の深い香水の材料(たね)になります訳で...
夢野久作 「近世快人伝」
...第一等地においては二〇クヲタアから...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索