...第一等のりっぱなお料理をこしらえさせて...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「野のはくちょう」
...それが第一等の立派な文学であります...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...これまでは女中頭として世界第一等の顔立(かほたち)のやうに思つてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...健康道場第一等の美男におわします...
太宰治 「パンドラの匣」
...教師は當時高知市第一等の旅館延命軒(帶屋町にあつた)の料理主任和田徳太郎氏であつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...高山では第一等のお料理屋さんなんです」「そうか」「そうかじゃありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...当地第一等の常設を借り切って江戸前の腕を見せらあな――おいらのお角親方は...
中里介山 「大菩薩峠」
...この甲州第一等の祖先伝来の身上(しんしょう)を...
中里介山 「大菩薩峠」
...いずれも一点非の打つところなきを第一等として...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...第一等の伊太利亜(イタリア)大理石を墓碑に撰び...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...殊(こと)に眼(め)の肉と嘴(くちばし)の肉は第一番の上客に差上げるとしてある位で鯛の全身中第一等の美味だね...
村井弦斎 「食道楽」
...これは仏蘭西人(ふらんすじん)が最上等の料理と珍重(ちんちょう)するドウキングのケーポンだよ」大原「何の事だね」主人「ドウキングというのは肉用鶏(にくようけい)の中で第一等の種類さ...
村井弦斎 「食道楽」
...七月に破格を以て第一等に進み...
森鴎外 「渋江抽斎」
...つまり世界第一等の色気の深い香水の材料(たね)になります訳で...
夢野久作 「近世快人伝」
...最高第一等の閑事業と見られている能……非常に尨大で...
夢野久作 「能とは何か」
...パリ第一等の眺めだ...
横光利一 「旅愁」
...地主は第一等地に対しては...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...従って第一等地の穀物地代は一八クヲタアに...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索