...2生きる爲の職業は魂の生活と一致するものを選ぶことを第一とする...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...株分配の期に当りその功労を第一とするは...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...××××を第一とする「純な」スポーツが何であるかは再び之でも判るようなものだが...
戸坂潤 「社会時評」
...洗濯物羅列を以て第一とするとさえ云われる...
豊島与志雄 「風俗時評」
...修業の第一とするがいいよ...
豊島与志雄 「水甕」
...その最も興味ある部分は今述べたように永代橋河口(えいたいばしかこう)の眺望を第一とする...
永井荷風 「日和下駄」
...晩秋の十月十一月の間を以て第一とする...
永井荷風 「日和下駄」
...其の最も興味ある部分は今述べたやうに永代橋河口(えいたいばしかこう)の眺望を第一とする...
永井荷風 「水 附渡船」
...なんと言っても第二のフリュートの組曲の輝かしさをもって第一とするだろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...今のところブルーノ・ワルターがウィーン・フィルハーモニック管弦団を指揮したレコードをもって第一とする(コロムビアJ八七四八―五二)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...シューベルトをもって第一とすることはおそらく何人も異論のないところであろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...これはコルトーの雄渾(ゆうこん)な演奏をもって第一とする...
野村胡堂 「楽聖物語」
...そのうちで通俗的興味と芸術的気品とを兼ね備えたのは「謝肉祭(カーナヴァル)(作品九)」をもって第一とするであろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...木導の句悪句にはあらねどこの一句を第一とする芭蕉の見識はきわめて低くきわめて幼し...
正岡子規 「俳人蕪村」
...木導の句悪句にはあらねどこの一句を第一とする芭蕉の見識は極めて低く極めて幼(おさな)し...
正岡子規 「俳人蕪村」
...すくなくとも我々武道を第一とする者にはおそろしく危険だ」「考えろと云うなら考えてみよう...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...彼のような実践第一とする志士的な眸には...
吉川英治 「私本太平記」
...わけてお味方の結束を第一とする今...
吉川英治 「私本太平記」
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