...2生きる爲の職業は魂の生活と一致するものを選ぶことを第一とする...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...洗濯物羅列を以て第一とするとさえ云われる...
豊島与志雄 「風俗時評」
...修業の第一とするがいいよ...
豊島与志雄 「水甕」
...之を一部として外篇第一とする...
内藤湖南 「支那目録學」
...垂糸桜を推して第一とする...
永井荷風 「上野」
...その最も興味ある部分は今述べたように永代橋河口(えいたいばしかこう)の眺望を第一とする...
永井荷風 「日和下駄」
...晩秋の十月十一月の間を以て第一とする...
永井荷風 「日和下駄」
...其の最も興味ある部分は今述べたやうに永代橋河口(えいたいばしかこう)の眺望を第一とする...
永井荷風 「水 附渡船」
...ランドフスカのクラヴサンをもって第一とするだろう(ビクターJD八〇一―二)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...テレフンケンのメンゲルベルクの老巧さを第一とするだろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...シューベルトをもって第一とすることはおそらく何人も異論のないところであろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...これはコルトーの雄渾(ゆうこん)な演奏をもって第一とする...
野村胡堂 「楽聖物語」
...そのうちで通俗的興味と芸術的気品とを兼ね備えたのは「謝肉祭(カーナヴァル)(作品九)」をもって第一とするであろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...レコードはストコフスキーのフィラデルフィア管弦団を指揮した豪華な演奏をもって第一とする(ビクターJD九九八―一〇〇三)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...木導の句悪句にはあらねどこの一句を第一とする芭蕉の見識はきわめて低くきわめて幼し...
正岡子規 「俳人蕪村」
...木導の句悪句にはあらねどこの一句を第一とする芭蕉の見識は極めて低く極めて幼(おさな)し...
正岡子規 「俳人蕪村」
...彼のような実践第一とする志士的な眸には...
吉川英治 「私本太平記」
...わけてお味方の結束を第一とする今...
吉川英治 「私本太平記」
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