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江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...切符なぞ売りません」「なに...
大阪圭吉 「白妖」
...「小指」が何の符牒なのか...
薄田泣菫 「茶話」
...二人はその間を一等の切符を買って乗ったものである...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...素性(すじょう)を聞くと故(もと)の奉化県(ほうかけん)の州判(しゅうはん)の女(むすめ)で、姓は符(ふ)、名は麗卿(れいきょう)、字(あざな)は淑芳(しゅくほう)、婢(じょちゅう)の名は金蓮(きんれん)であると云った...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...「どうか私を助けてください」道人は頷いて符(ふだ)を二枚出した...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
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徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...駅に着くと、私は切符を買い、改札口を通り、フォームに立つ...
外村繁 「落日の光景」
...音符を間違えることに打ちおろされる定規の下に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...役所の割符(わっぷ)をだすと...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...東京駅まで明日のつばめの切符を買ひに行き...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...先に船の中にて切符と引換に飯もらひしとは雲泥の差なり...
正岡子規 「従軍紀事」
...お米が切符になって...
宮本百合子 「「うどんくい」」
...日程は大抵符合するやうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...幕とか旗とかに付けた符牒(ふちょう)で...
柳田國男 「名字の話」
...何だかよく判らないでパラパラッと見たまんまに原書って書いた札をデカデカと貼って二円の符牒を付けておきましたら...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...そんな無礼な奴は絞め上げるがヨカ……とか何とか腕まくりをして来る黒切符組もないとは限らないが...
夢野久作 「近世快人伝」
...荊州城の守将は、兵符を信じて、すぐ救援に駈け出した...
吉川英治 「三国志」
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