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石川啄木 「葬列」
...「ああ切符なら、これです」少年は、十九号と番号のうってある切符をさしだした...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...にせ切符だというが...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...例のよびだし符合であった...
海野十三 「太平洋魔城」
...どうして切符を手に入れたんだろう...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...「小指」が何の符牒なのか...
薄田泣菫 「茶話」
...ふと思いついて吉祥寺までの切符を買って電車に乗り...
太宰治 「ヴィヨンの妻」
...「このあたりに、符という姓の家はないでしょうか」「さあ、符、符といいますか、そんな家は聞きませんね」「若い女と婢の二人暮しだということですが」「若い女と婢の二人暮し、そんな家はないようですね」何人に訊いても同じような返辞であった...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...それは「故奉化符州判女麗卿之柩(こほうかふしゅうはんのじょれいきょうのひつぎ)」と書いたものであった...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...この間子供等大勢で電車に乗った時に回数切符を出して六枚とか七枚とかに鋏を入れさせた...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...それで私は国々で乗った電車切符を記念に集めて持ち帰る事が出来た...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...後の者が前の者の特徴の符号を逆転するような機構も潜入することが出来るわけである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...鎮宅霊符という禁厭の札を作って持って来て下すった...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...皆感嘆符のつけられているのは憤怒のしるしである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ガラツ八の神經にも何やら大きい疑問符(ぎもんふ)を投げかけました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見たってわかりゃしないよ」「符牒ね……なるほど...
久生十蘭 「青髯二百八十三人の妻」
...一つ投げられて終生の護符(おまもり)にしよう...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...魔符(まふ)のように...
吉川英治 「新書太閤記」
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