...頸(くび)にかけた十文字の怪しげな黄金(こがね)の護符(ごふ)と申し...
芥川龍之介 「邪宗門」
...あの十文字の護符を私どもの上にさしかざして...
芥川龍之介 「邪宗門」
...十文字の護符の黄金(こがね)を胸のあたりに燦(きらめ)かせて...
芥川龍之介 「邪宗門」
......
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...相手は大変嬉しいという意味の符号を打ち返して来ました...
海野十三 「壊れたバリコン」
...その品(しな)を買人(かひて)に見せて売買(うりかひ)の直段(ねだん)定(さだま)れば鑑符(きつて)をわたし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...代りの切符をもう一枚出して下ろしてもらった方が簡単だとは思った...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...あの女(ひと)のとこと親父のとこへだって! うふ! なんという符合だろう! 第一おれがおまえを呼んだのはなんのためだろう...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...記者が能力自覚説は期せずしてニイチエが威力の意志説と符節を合するが如し...
登張竹風 「美的生活論とニイチエ」
...服餌・房中・符圖の三部は隋志と卷數まで同じである...
内藤湖南 「支那目録學」
...女は切符を受取り男と並んで内へ這入ると...
永井荷風 「男ごゝろ」
...ことに先輩の説くところとどれほど符合するか...
新渡戸稲造 「平民道」
...行列をつくつて切符を買つたのだが...
正宗白鳥 「母と子」
...支那の方士が旗剣符訣等を用うると異なり...
南方熊楠 「十二支考」
...すでに開かれている荘園の中にある空閑地を後に特別の官符をもって追加開墾させた名残...
柳田國男 「地名の研究」
...もう切符も手に入れたんだ...
横光利一 「旅愁」
...二等の婦人室は誰も相客(あひきやく)がないから切符を買ひ更へずとも自由に休憩してよいと船員が云ふので...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...帝には座右の符冊典籍(ふさくてんせき)までを...
吉川英治 「三国志」
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