...そして二等の切符でもかまわないからなぜ一等に乗らなかったのだろう...
有島武郎 「或る女」
...これはすなわち一連の電信符号とかわりないものとなる...
海野十三 「宇宙女囚第一号」
...切符に鋏(はさみ)を入れて...
海野十三 「宇宙尖兵」
...例のPL商会の切符だが...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...ただこの出し物を見る為に切符を買った...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...もう後の人の切符を忙しく受取りはじめた...
大阪圭吉 「三の字旅行会」
...全く神婚説話に符合す...
高木敏雄 「比較神話学」
...わしのこの符水を飲んでみるか...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...市街自動車で車掌から切符を買う...
谷譲次 「踊る地平線」
...別の切符を出すのはつまり自分の無実の罪を承認する事になるような気がしたので...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...結局X・Y・Zと云ったような完全な匿名符号でしかないことになる...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ごく長い句と短い句とが交互になってる詩で、一点符、二点符、三点符、横線符、休止符、大文字、イタリック文字、傍線付の言葉などが、頭韻(とういん)法や反覆法――一語の、一行の、または全句の――などとともに、きわめて重要な役目をさせられていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...承元元年十二月八日符到奉行左大史小槻宿禰権右中弁藤原朝臣勅免があったとはいえ...
中里介山 「法然行伝」
...しかしまだ切符を買ふ気にはなつてゐなかつた...
北條民雄 「道化芝居」
...切符売り場で名刺を見せ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...横須賀行の切符を買つて...
牧野信一 「好日の記」
...切符も手に入ったども...
三好十郎 「樹氷」
...先にいつたこの詩形の本質的機能に恰も符節を合してゐるとも考へることができるのである...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
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