...微笑ましい愉悦さを覚えしめるものと私は思えてならない...
上村松園 「随想」
...今迄(まで)は一種の愛嬌(あいきょう)としてほほ笑ましく見過していたのだけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...島村を微笑ましい落付いた気分になした...
豊島与志雄 「道化役」
...微笑ましいものがある...
豊島与志雄 「文学以前」
...そのささやかなそして微笑ましい漁の戯れを...
豊島与志雄 「文学以前」
...車窓から見える膠州湾内の帆形は微笑ましい...
豊島与志雄 「北京・青島・村落」
...平次はかえってほほ笑ましい心持になって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの女の人のやうに股を拡げて腰をかける日のことを考へるとほほ笑ましい気持であつた...
林芙美子 「幸福の彼方」
...ほほ笑ましくなって来る...
林芙美子 「新版 放浪記」
...これを讀んでいかにも室生さんらしいといつた一種微笑ましいやうな氣がした...
堀辰雄 「「文藝林泉」讀後」
...その代りその人の高座を知っているものに昔の速記はなかなかに愉しく、微笑ましかった...
正岡容 「我が圓朝研究」
...たわむれに描いたのだろうが、そんな俗めいた絵のうえに、平気で署名し、遊印まで押しているのは、なにかしら反抗的な感じで、頬笑ましかった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...ほほ笑ましきスト写経生は当時の下級官吏である...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...想像してもホヽ笑ましい...
吉川英治 「折々の記」
...微笑ましい光景などは消し飛んで...
吉川英治 「剣の四君子」
...随処にこうしたほほ笑ましい風景が稲や麦の穂と共に成長してきた...
吉川英治 「三国志」
...遠くで、義貞はそれを見、ほほ笑ましげに、「来たわ、稚子(ちご)が」と、つぶやいていた...
吉川英治 「私本太平記」
...これさえホホ笑ましくお聞きあるのか...
吉川英治 「私本太平記」
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