...頭の上の竹の葉を渡る風の音は物凄い...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...竹の葉山の雨滴(あまじた)りはらめく路に...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...竹の葉蔭にそよいでいて...
太宰治 「作家の手帖」
...竹の葉をガサガサ云わせて立ち上ると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...郵便も来ない日のつくつくぼうし・風が雨となる案山子を肩に出かける・電線とほく山ふかく越えてゆく青葉・竹の葉のすなほにそよぐこゝろを見つめる昼ふかく虫なく草の枯れやうとして・てふてふもつれつつかげひなた(楠)・風鈴しきり鳴る誰か来るやうな九月十一日秋晴...
種田山頭火 「其中日記」
...五十鈴川)そのながれにくちそゝぐたふとさはまつしろなる鶏の若葉のにほひも水のよろしさもぬかづく(二見ヶ浦)春波のおしよせる砂にゑがく旅人として小雪ちらつくを(津にて)・けふはこゝにきて枯葦いちめん・麦の穂のおもひでがないでもないこどもといつしよにひよろ/\つくし春の夜の近眼と老眼とこんがらがつて影は竹の葉の晴れてきさうな春めく雲でうごかない(辨天島)すうつと松並木が...
種田山頭火 「旅日記」
...夜半の霙(みぞれ)で竹の葉が真白になっていることもあった...
田山花袋 「田舎教師」
...さうした風や雨や樹木の葉ずれや竹の葉のなびきに埋められて...
田山花袋 「道綱の母」
...春の日が錯綜した竹の葉の間を透して地上に暖か相な小さな玉を描くやうに成つてすべての草木がけしきばんで来ても...
長塚節 「隣室の客」
......
野口雨情 「朝おき雀」
...竹の葉の水気が集つて一滴の露となり...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...降り注ぐものは新鮮な竹の葉に雪のごとく結晶し...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...竹の葉影のゆらぐ半月窓のそばに二月堂が出ているだけで...
久生十蘭 「野萩」
...胡麻竹の葉の上に霜がおりたか...
久生十蘭 「魔都」
...竹の葉影のゆらぐ半月窓のそばに...
久生十蘭 「ユモレスク」
...広沢や一輪見ゆる燕子花(かきつばた)蒼涼しさや牛も根笹に繋(つな)がれて 同若竹の葉につく月の光かな 同五月雨や忘れて居りし淡路嶋 同持って来る者が京は尋常です...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...矢竹の葉はびっしょりと濡れ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...折から竹の葉に音を立てて降つて來た雨を口實に...
若山牧水 「熊野奈智山」
便利!手書き漢字入力検索
