例文・使い方一覧でみる「端」の意味


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...併し大なる理想に堪へる心は又現實の卑さを視するに堪へる心でなければならない...   併し大なる理想に堪へる心は又現實の卑さを端視するに堪へる心でなければならないの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...鉛の塊のやうな鈍(にぶ)い悒鬱(いふうつ)がこの家の軒まで漲つた...   鉛の塊のやうな鈍い悒鬱がこの家の軒端まで漲つたの読み方
有島武郎 「お末の死」

...その望みの一が果されることとなった...   その望みの一端が果されることとなったの読み方
田中英光 「さようなら」

...治部殿はそれをお聞きなされて、一旦兵部殿を河内へお帰しなされましたが、堤の普請は餘人を以ても勤まるであろう、聚楽の方は殿下の御成を前にして手落ちがあってはならぬから、用意萬、兵部が指図をするようにと、上意を伝えられまして、改めて都へお呼び寄せになったのでござりました...   治部殿はそれをお聞きなされて、一旦兵部殿を河内へお帰しなされましたが、堤の普請は餘人を以ても勤まるであろう、聚楽の方は殿下の御成を前にして手落ちがあってはならぬから、用意萬端、兵部が指図をするようにと、上意を伝えられまして、改めて都へお呼び寄せになったのでござりましたの読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...持っていた蝙蝠傘(こうもりがさ)の握りので門の呼(よ)び鈴(りん)のボタンを押した...   持っていた蝙蝠傘の握りの端で門の呼び鈴のボタンを押したの読み方
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

...わが父及び嚴の母が...   わが父及び端嚴の母がの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...発およそ百枚ばかり書いたのであるが...   発端およそ百枚ばかり書いたのであるがの読み方
永井荷風 「十日の菊」

...覗いたように折れた其が笠の内を深くしてそれが耳の下で交叉して顎で結んだ黒い毛繻子のくけ紐と相俟って彼等の顔を長く見せる...   覗いたように折れた其端が笠の内を深くしてそれが耳の下で交叉して顎で結んだ黒い毛繻子のくけ紐と相俟って彼等の顔を長く見せるの読み方
長塚節 「太十と其犬」

...その性質は異者(いたんしゃ)のヘクトーよりも遥(はるか)に劣っていたようである...   その性質は異端者のヘクトーよりも遥に劣っていたようであるの読み方
夏目漱石 「硝子戸の中」

...一面識もない人が時々書信又は絵書抔(えはがきなど)をわざわざ寄せて意外の褒辞(ほうじ)を賜わった事がある...   一面識もない人が時々書信又は絵端書抔をわざわざ寄せて意外の褒辞を賜わった事があるの読み方
夏目漱石 「『吾輩は猫である』上篇自序」

...默つて來るがいゝ」平次は池のの江島屋へ待つて...   默つて來るがいゝ」平次は池の端の江島屋へ待つての読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...同じ池ののそばや田毎に置いて...   同じ池の端のそばや田毎に置いての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...川画塾横の石屋のアパートに越して来てもう十日あまり...   川端画塾横の石屋のアパートに越して来てもう十日あまりの読み方
林芙美子 「放浪記(初出)」

...これも川の家なり...   これも川端の家なりの読み方
柳田国男 「遠野物語」

...褐色の肩掛のを揉みくちやにしてゐた...   褐色の肩掛の端を揉みくちやにしてゐたの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...同時に繩の右から...   同時に繩の右端からの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...思い知らしておかぬことには」廊のに...   思い知らしておかぬことには」廊の端にの読み方
吉川英治 「平の将門」

...あまり(はし)ぢか...   あまり端ぢかの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「端」の読みかた

「端」の書き方・書き順

いろんなフォントで「端」

「端」の英語の意味

「端なんとか」といえば?   「なんとか端」の一覧  


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