...片方の端を持って振り廻して見るとその中から小判がどっさり出て来ました...
秋田雨雀 「三人の百姓」
...力をもってする方法は端的であり...
石原莞爾 「戦争史大観」
...極端な革命的方法と臆病で保守的な思想とだ...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...町の南端の小さな牛肉屋にすまして...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...舳の尖端に立つて法衣を寒風に任した次第である...
種田山頭火 「行乞記」
...いずれにもせよ遂にまた迷路の端に踏み込んでしまった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...一褌(ふんどし)一つきりの裸体の漁夫が、井端で、大漁の鯵(あじ)を干物に割いていた...
豊島与志雄 「月明」
...あまり近く濠端(ほりばた)に進み過ぎていることと...
中里介山 「大菩薩峠」
...現代物理学の最尖端(せんたん)を行く原子論方面の研究は...
中谷宇吉郎 「原子爆弾雑話」
...下谷の池の端近くに住むことになったら...
中谷宇吉郎 「鳥井さんのことなど」
...御米が井戸端で滑って痛く尻餅(しりもち)を搗(つ)いた五カ月前すでに自(みずか)ら醸(かも)したものと知れた...
夏目漱石 「門」
...今度は後方(うしろ)だと振りむく途端に...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...池(いけ)の端(はた)の下邸に尾張侯...
久生十蘭 「鈴木主水」
...端緒は自分の手元に...
三木清 「歴史哲學」
...油引きの廊下の左端の方を選(よ)って歩いたのは...
夢野久作 「暗黒公使」
...道路の傍の彼のこの炉端は人の集りが多いので...
横光利一 「夜の靴」
...床几の端へおいていた...
吉川英治 「私本太平記」
...たいへんなことになっちまッたわ」長屋の端から...
吉川英治 「私本太平記」
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