...最長のもので百五十日間に竣工すべしと...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...古河市兵衛の左右には「こんな短時日にこれほどの大工事が竣成できるものでない...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...竣工の年の九月二十日に...
谷譲次 「踊る地平線」
...二世紀前にその建物が竣工した時に...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...この年の九月に竣工したので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...逆賊門とテームス河とは堤防工事の竣功(しゅんこう)以来全く縁がなくなった...
夏目漱石 「倫敦塔」
...まだ竣工してない...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...一八九八年(明治三十一年)に起工して一九一二年(同四十五年)に竣成している...
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」
...帰国の上官へ告げて試むると果して竣功したという...
南方熊楠 「十二支考」
...同校の正門内に卒業生の寄付に係る作法実習用の茶室が竣工(しゅんこう)したため...
夢野久作 「少女地獄」
...そこの竣工はまた...
吉川英治 「鬼」
...大溜池の竣工(しゅんこう)をながめても...
吉川英治 「鬼」
...受禅台は、繁陽(はんよう)の地を卜(ぼく)して、その年十月に、竣工を見た...
吉川英治 「三国志」
...その竣工(しゅんこう)の模様を聞きとって...
吉川英治 「新書太閤記」
...待っていておくんなさい」十三碑は竣工に近づいている...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...九分九厘まで竣工(でき)た...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...が、次第にその御堂も荒頽して來たので、この大正六年から改築に着手し、十年十二月竣工、右の地藏尊を本尊として其處に安置する事になつた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...が、次第にその御堂も荒頽して来たので、この大正六年から改築に着手し、十年十二月竣工、右の地蔵尊を本尊として其処に安置する事になった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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