...立派に徹底してゐると思ふんだ...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...立派に遣ってくれるんだけれど...
泉鏡花 「婦系図」
...受付までも取換えてしまうくらいにやって立派に改革をするがよろしい...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...外国ですっかり立派になって...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...二十年後の今日故郷へ帰って見るとこの広場には町の小学校が立派に立っている...
寺田寅彦 「花物語」
...立派に意義があるのだということを注意せねばならぬ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...立派に罪悪を構成するじゃないですか...
豊島与志雄 「悪夢」
...立派にその予期を充(み)たすつもりでいたのであります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...あの晩の宇八の行動は立派に証明されるわけで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少なくともその時間だけは立派に光つて見える...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...違った音であったならば立派に書き分けられるはずのものであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...立派におとなになったので...
林不忘 「あの顔」
...されば汝が心根の清く尊く美くしく立派には聞えたれど...
樋口一葉 「花ごもり」
...誰(たれ)の目にも立派に見えますが...
宮沢賢治 「蛙のゴム靴」
...この蜜はもう立派に彼ら蜜蜂のものでございます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...よく・立派に・純潔を守るのと同じことです...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...立派におやりなされませ」「して...
吉川英治 「剣難女難」
...調和的に立派に形成された文化が満開の美しさを見せていたということは確実なのである...
和辻哲郎 「アフリカの文化」
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