...立往生して了った...
石川欣一 「可愛い山」
...立往生するのも馬鹿げている...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...霜どけ路に進退きわまり立往生することもしばしばでしたが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...三藏は其翌日三角の宿題をやらされて一時間黒板の前で立往生をした...
高濱虚子 「俳諧師」
...不動(ゐすわり)は立往生(たちわうじゃう)ぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...茶色ながら立往生をしている...
夏目漱石 「野分」
...のに幕切にチョン/\とキザんでゐるに幕しまらず立往生のぶっこわし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...未だ葬列のなが/\と徒歩でつづいて市電を立往生させてゐた街頭よ...
正岡容 「大正東京錦絵」
...中途で立往生の止むなきに至ったり餓死したりするよりは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...こんな所で立往生か!」等々々々...
三好十郎 「おスミの持参金」
...高粱(こうりゃん)の切株だらけの畑中に立往生をしたのは...
森鴎外 「鼠坂」
...技師というような人たちが五十何人もこのあたりに立往生していて...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...無意義の嘲笑の中に立往生させているではないか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...全く立往生の姿にされてしまったらしい...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「ここで立往生を遂げるくらいなら...
吉川英治 「三国志」
...立往生のほかなかった...
吉川英治 「三国志」
...漲る雨水の中に立往生してしまうことなどもままあった...
吉川英治 「三国志」
...ちょッと立往生(たちおうじょう)していると...
吉川英治 「神州天馬侠」
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