...さて再びリッターの研究に立ち帰るのであるが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...後に再びこの論究に立ち帰るであろう...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...この実在的な地盤に立ち帰る時...
戸坂潤 「科学論」
...ブルジョア新聞に於ては曲りなりにも新聞本来の使命に立ち帰るべく新聞の「倫理化」を説くのを常とするが...
戸坂潤 「辞典」
...死人はみな自分の愛している人のところへ立ち帰るものです...
フランス Anatole France 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...終りの言葉を子がさもヤレヤレと云う様な何となし滑稽な調子で云ったので結び掛って居た二人の心は又元の通りの明るさに立ち帰る事が出来た...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...以前の子供は春の立ち帰るを待ち兼ねて...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...かくして小生は主義も理想もない天空快濶な自然の児(こ)に立ち帰る事が出来ました...
夢野久作 「暗黒公使」
...一応司祭者たる御隠家様にお礼も申さず立ち帰るやつがあるか...
吉川英治 「江戸三国志」
...諸葛瑾が口(べんこう)に立ち帰ると間もなく...
吉川英治 「三国志」
...はや立ち帰るぞ」――あっと...
吉川英治 「新書太閤記」
...長浜へ立ち帰るつもりですから」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...岐阜表へ立ち帰ることにいたす」「お後の儀は...
吉川英治 「新書太閤記」
...私どもが立ち帰る頃...
吉川英治 「新書太閤記」
...上野介は立ち帰るに相違ありません』『この機を外しては』と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...主人の千坂兵部のもとへ立ち帰るだけの事...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...調べて立ち帰る」そういって...
吉川英治 「親鸞」
...急に仮病をとなえて本国へ立ち帰るのだ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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