...あの彼女は本当に窈窕淑女だと思う...
...彼女の笑顔は、まさに窈窕淑女と言った感じだった...
...舞踏会で窈窕淑女のようなドレスを着て踊った...
...窈窕淑女と言えば、昔の中国の美人の代表的なイメージだね...
...クラシック音楽を聴きながら、窈窕淑女のような女性の姿を想像していた...
...日盛りの銀座の美人などは如何(いか)に嬋娟窈窕(せんけんえうてう)としてゐても...
芥川龍之介 「鷺と鴛鴦」
...若うして窈窕たる女性とが...
飯田蛇笏 「薄暮の貌」
...盛装した嫁入姿の窈窕(ようちょう)たる淑女が...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...その窈窕たる淑女は...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...その窈窕たる御寮が...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...女の姿のまた窈窕(あでやか)さ!嫋(しな)やかな首筋はすんなりと肩へ流れて...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...白人の中には花のごとき窈窕(ようちょう)たる美女もありながら...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...窈窕(ようちょう)も凜々しさもお侠(きゃん)も淑(しと)やかさも何もかもが...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...窈窕の女性かいまみ戀したる猛き*アルゲーポンテース...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...出でては則ち窈窕(ようちょう)して態を作(な)す……これ心を専らにし色を正すこと能(あた)わずと謂(い)う」とこれ有り候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...外にては窈窕(ようちょう)として態を作(な)すを当り前の事と考え候よう相見え候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...同時にその自覚が窈窕(ようちょう)として地の臭(におい)を帯びぬ一種特別のものであると云う事を知った...
夏目漱石 「思い出す事など」
...ランスロットはただ窈窕(ようちょう)として眺めている...
夏目漱石 「薤露行」
...寸心何窈窕...
夏目漱石 「草枕」
...狐といへど窈窕(ようちよう)としてゐたので...
長谷川時雨 「春宵戲語」
...正にあのやうなる悠かな窈窕味をもつて大気に飽和し...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...その窈窕(ようちょう)たる武技も有名な夫人であったが...
吉川英治 「三国志」
...窈窕(ようちょう)たる美戦士へあたらせたのは...
吉川英治 「新・水滸伝」
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