...初め窃盗か何かで甲府監獄にはいっていたのを...
大杉栄 「続獄中記」
...いつも眞赤(まっか)になってゐる……其(その)姫(ひめ)の脣(くちびる)から永劫(えいがう)死(し)なぬ天福(てんぷく)を窃(そっ)と盜(ぬす)むことも出來(でく)る...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...一七九六年窃盗(せっとう)のために処刑された前科者で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...剽窃(ひょうせつ)が盗賊の親類であることも知らない...
中里介山 「大菩薩峠」
...おいよさんの針仕事をした女の窃に耳打する所によると二人の間は疑はれて居る...
長塚節 「隣室の客」
...犯人が實際は金庫から何かを窃み出しながら...
南部修太郎 「死の接吻」
...実に得る所不少と心窃に楽み居候処俄に独逸皇后より...
蜷川新 「天皇」
...依て窃(ひそか)に案ずるに...
福沢諭吉 「女大学評論」
...一人(ひとり)で窃(そっ)と黙って居ました...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...落人(おちうど)両人の者は夜分窃(ひそか)にその艀船(はしけ)に乗り移り...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...窃(ひそ)かに愛の欠乏に泣きつつあるは...
福田英子 「妾の半生涯」
...まるで窃盗常習犯のようにだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...この場合にはいづれを原作としいづれを剽窃(ひょうせつ)とせんか...
正岡子規 「墨汁一滴」
...最初(さいしよ)頭(あたま)を切(き)つた豚(ぶた)を窃(そつ)と入(い)れ...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...心において一度も窃盗をしたことのない者...
三木清 「親鸞」
...どうせ病人に逢えないのにその家人(かじん)をして応接に忙殺せしむるのも気の毒だから私は御見舞に出ないけれども先生の御全快を祈って窃(ひそか)に衷心(ちゅうしん)を苦(くるし)めておりますと見舞状を出しておいた...
村井弦斎 「食道楽」
...その境遇に心(しん)から同情して窃盗の助手を甘んじて引き受けている...
夢野久作 「暗黒公使」
...亀田がほんとの窃盗者でないことは...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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