...萩寺も突っかい棒はしてあるものの...
芥川龍之介 「本所両国」
...誰があなたの突っかい棒になっているのか...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...テーブルや椅子などで突っかい棒をして堰(せ)き止めていたが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...玉置女史は突っかい棒にしたテーブルが部屋の中央へ押し戻されて来ていたので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「植木の突っかい棒ですよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...植木の突っかい棒にする商売用の丸太を指しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...幸いお前が手掛けた寮の植木の突っかい棒にする長い丸太が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...突っかい棒が外(はず)れたから何十貫という蓋が落ちたのさ」「ヘエ――」そう聴いただけでも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とうとう一番長い一尺五寸の棒を唐櫃と石の蓋の間の突っかい棒にし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...後ろからチョイとこの紐を引いた」言葉と共に突っかい棒の紐を引くと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...突っかい棒は苦もなく取れて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鼻の穴に突っかい棒を入れて高くしてやりました...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...いわば二人はお互の突っかい棒になっていた...
矢田津世子 「茶粥の記」
...そちら側に三本の長い杉丸太で突っかい棒がしてあった...
山本周五郎 「季節のない街」
...いそいでその突っかい棒を取りはずすのである...
山本周五郎 「季節のない街」
...そのときこそ突っかい棒をする...
山本周五郎 「季節のない街」
...もしもその家に突っかい棒をすれば...
山本周五郎 「季節のない街」
...突っかい棒を取りはずしてやれば...
山本周五郎 「季節のない街」
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