...これらの知覺にたとひ恐らく類似してゐないにしても對應してゐる或る異種性が存する...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...これらの知覚にたといおそらく類似していないにしても対応している或る異種性が存する...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...「いったい純粋小説に於ける遇然(一時性もしくは特種性)というものは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...かうした語格の特種性を除いて考へても...
萩原朔太郎 「青猫」
...僕はその頃まだ女の種性(すじょう)を好くも知らなかったが...
森鴎外 「雁」
...どんな種性(すじょう)のものだか...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...神々と同じ種性(すじょう)なる女神(めがみ)よ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...第一に種性(すじょう)の差ということであったのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
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