...アル中種々相1 徒渉マニア学名を Hydromania といい...
石川欣一 「可愛い山」
...スキー・マニア種々相序論世にスポーツの数は多けれど...
石川欣一 「山を思う」
...人類の社會生活の變遷とその種々相を...
石川三四郎 「浪」
...どん底に呻吟する貧苦の種々相をみつづけてきた正造は...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...偶々その人の種々相種々念に着してゐるのを証するに足りるのである...
田山録弥 「孤独と法身」
...この『徒然草』第百九十四段の中の「嘘に対する人々の態度の種々相」とかなりまでぴったり当て嵌(は)まるのは実に面白いと思う...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...それぞれ莫大(ばくだい)な空間と時間との間に広がる無限の事象とそれにつながる人間の肉体ならびに精神の活動の種々相を極度に圧縮し...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...種々相の下に於ける多衆から抽象的なる多衆を抽象し出す企図の下に...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...でそのような多衆概念それ自身に固有な性格として(種々相の下に於ける多衆...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...宗教経験の種々相に於て真に宗教的なものを見る(W・ジェームズ)...
戸坂潤 「技術の哲学」
...変化きわまりなき種々相と...
野村胡堂 「楽聖物語」
...伊豆の海の種々相を描くのを...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...金に支配されて、泣く者、怒る者、命まで投げ出そうとする者、その種々相が、江戸っ子で貧乏で、三両も三千両も同じように考えている平次には腹立たしかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大に眼を開いて万般の事象特に人間界の種々相に歌材を求める時代がその内には来ようから...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この人を交えて種々相談のあげく...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...それから発足した範囲の広い愛の種々相に対して...
宮本百合子 「愛は神秘な修道場」
...では世の種々相は...
吉川英治 「私本太平記」
...当時の歌人らは自然の種々相を活発に鋭敏に感受した...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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