...総代のうちにはこれが明治初年に凾館五稜廓に立て籠った勇将かと思いつつ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...このあたりの屋稜には...
大町桂月 「狹山紀行」
...五稜郭に近い某(ぼう)と云う網元の妾になった...
田中貢太郎 「妖蛸」
...濃藍色の山稜を離れたことだろう...
外村繁 「澪標」
...稜線の風下も側へ下って...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...二十八日の午すぎ長い薬師の背稜も絶頂に近く...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...太郎兵衛平へ下る山稜で...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...角稜(かど)を欠いたりする職工の...
羽志主水 「越後獅子」
...ここ五稜廓に凝集される徳川の過去も...
服部之総 「望郷」
...はるか遠いその稜線(りょうせん)のうえに...
久生十蘭 「キャラコさん」
...どうして西洋剃刀の刃のように狭い氷の山稜(アレート)を伝えるものか...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...南稜が上部笹原に連なる付近は...
松濤明 「一ノ倉沢南稜」
...また稜(かど)から霧(きり)のような青白い光を出す鋼玉(コランダム)やらでした...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...知らずとも尋ねて知らん三島江に生(お)ふる三稜(みくり)のすぢは絶えじなとも書いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...五稜廓に引き返した日である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...所保五稜廓及辨天千代岡二砲而已...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それは五稜郭の勇士としてではなく...
柳田国男 「故郷七十年」
...磐梯山と猫間ヶ嶽の山稜に...
吉川英治 「随筆 新平家」
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