例文・使い方一覧でみる「稗史」の意味


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...稗史(はいし)だそうだ...   稗史だそうだの読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...『牡丹燈籠』は『書生気質』の終結した時より較(や)やおくれて南伝馬町の稗史出版社(今の吉川弘文館の横町)から若林蔵氏の速記したのを出版したので...   『牡丹燈籠』は『書生気質』の終結した時より較やおくれて南伝馬町の稗史出版社から若林蔵氏の速記したのを出版したのでの読み方
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」

...稗史者流、殊に宗吾の事に附會して、漫りに蜃氣樓をかまへ、正信の眞相、長く埋沒せむとす...   稗史者流、殊に宗吾の事に附會して、漫りに蜃氣樓をかまへ、正信の眞相、長く埋沒せむとすの読み方
大町桂月 「宗吾靈堂」

...稗史に見えたる鎮西八郎為朝は...   稗史に見えたる鎮西八郎為朝はの読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...曲亭馬琴その稗史に於て...   曲亭馬琴その稗史に於ての読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...魯文かだれかゞ中本式の稗史(よみほん)に縮めた『八犬伝』であつたかと思ふ...   魯文かだれかゞ中本式の稗史に縮めた『八犬伝』であつたかと思ふの読み方
坪内逍遥 「十歳以前に読んだ本」

...その後(ご)文化の初め数年に渉(わた)りては専(もっぱら)馬琴(ばきん)その他の著作家の稗史(はいし)小説類の挿絵を描き...   その後文化の初め数年に渉りては専馬琴その他の著作家の稗史小説類の挿絵を描きの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...博文館が帝国文庫という総称の下に江戸時代の稗史(はいし)小説の復刻をなし始めたのはその頃からであろう...   博文館が帝国文庫という総称の下に江戸時代の稗史小説の復刻をなし始めたのはその頃からであろうの読み方
永井荷風 「十六、七のころ」

...あらゆる小説稗史よりも面白い...   あらゆる小説稗史よりも面白いの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...大岡様も伝説稗史(はいし)に従えばなかなかにやったものらしい...   大岡様も伝説稗史に従えばなかなかにやったものらしいの読み方
野村胡堂 「江戸の昔を偲ぶ」

...一部の稗史(はいし)などに伝えられて居ります...   一部の稗史などに伝えられて居りますの読み方
野村胡堂 「古城の真昼」

...あるいは稗史(はいし)でよく知っている...   あるいは稗史でよく知っているの読み方
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」

...「今や報讐(かたきうち)の稗史(そうし)世に行われて童児これを愛す...   「今や報讐の稗史世に行われて童児これを愛すの読み方
林不忘 「仇討たれ戯作」

...かへつて幼時一読せし稗史(はいし)小説の永く忘られざるにても知るべし...   かへつて幼時一読せし稗史小説の永く忘られざるにても知るべしの読み方
正岡子規 「病牀譫語」

...クラウストンの『俗談および稗史(はいし)の移動変遷』二巻一六六頁以下に詳論あり...   クラウストンの『俗談および稗史の移動変遷』二巻一六六頁以下に詳論ありの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...支那文学の影響も稗史(はいし)小説...   支那文学の影響も稗史小説の読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...稗史小説も追い追い明治物が新刊され...   稗史小説も追い追い明治物が新刊されの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...甞て稗史小説の予約出版を業とする東京稗史出版社の社員来って曰く...   甞て稗史小説の予約出版を業とする東京稗史出版社の社員来って曰くの読み方
若林※[#「王+甘」、第4水準2-80-65]藏 「怪談牡丹灯籠」

「稗史」の読みかた

「稗史」の書き方・書き順

いろんなフォントで「稗史」


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