例文・使い方一覧でみる「稗史」の意味


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...和漢の稗史野乗を何万巻となく読破した翁ではあるが...   和漢の稗史野乗を何万巻となく読破した翁ではあるがの読み方
内田魯庵 「露伴の出世咄」

...稗史者流、殊に宗吾の事に附會して、漫りに蜃氣樓をかまへ、正信の眞相、長く埋沒せむとす...   稗史者流、殊に宗吾の事に附會して、漫りに蜃氣樓をかまへ、正信の眞相、長く埋沒せむとすの読み方
大町桂月 「宗吾靈堂」

...近年随二落シテ乎稗史院本之泥中ニ一汚二塗シテ姓名ヲ一遂ニ不レ能脱スルコト二其ノ窟ヲ一...   近年随二落シテ乎稗史院本之泥中ニ一汚二塗シテ姓名ヲ一遂ニ不レ能脱スルコト二其ノ窟ヲ一の読み方
京山人百樹 「北越雪譜」

...稗史に見えたる鎮西八郎為朝は...   稗史に見えたる鎮西八郎為朝はの読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...曲亭馬琴その稗史に於て...   曲亭馬琴その稗史に於ての読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...藉二体於稗史小説一...   藉二体於稗史小説一の読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...松亭金水作の稗史(よみほん)である...   松亭金水作の稗史であるの読み方
坪内逍遥 「十歳以前に読んだ本」

...身に帯びるそれも極(ご)く軽い細身(ほそみ)の大小より外(ほか)には物の役に立つべき武器とては一ツもなく、日頃身に代えてもと秘蔵するのは古今の淫書(いんしょ)、稗史(はいし)、小説、過ぎし世の婦女子の玩具(がんぐ)にあらずんば傾城遊女(けいせいゆうじょ)が手道具の類(たぐい)ばかり...   身に帯びるそれも極く軽い細身の大小より外には物の役に立つべき武器とては一ツもなく、日頃身に代えてもと秘蔵するのは古今の淫書、稗史、小説、過ぎし世の婦女子の玩具にあらずんば傾城遊女が手道具の類ばかりの読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

...大岡様も伝説稗史(はいし)に従えばなかなかにやったものらしい...   大岡様も伝説稗史に従えばなかなかにやったものらしいの読み方
野村胡堂 「江戸の昔を偲ぶ」

...あるいは稗史(はいし)でよく知っている...   あるいは稗史でよく知っているの読み方
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」

...このため歴史の公証より稗史の裏に隠れた事実のほうをより信用する修錬が出来ている男なので...   このため歴史の公証より稗史の裏に隠れた事実のほうをより信用する修錬が出来ている男なのでの読み方
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」

...「そんなことを一概に云へるもんですか!」「あの中にある北条記の稗史めいたものゝうちに何某といふ領主が天主閣の楼上で烏天狗と問答をする――領主自身の不思議な手記がある筈だが...   「そんなことを一概に云へるもんですか!」「あの中にある北条記の稗史めいたものゝうちに何某といふ領主が天主閣の楼上で烏天狗と問答をする――領主自身の不思議な手記がある筈だがの読み方
牧野信一 「夜の奇蹟」

...求道浄欣信士俗名河内山宗春文政六年七月廿二日宗俊の本名は近世実録全書所載の稗史小説と同じく「宗春」であると見える...   求道浄欣信士俗名河内山宗春文政六年七月廿二日宗俊の本名は近世実録全書所載の稗史小説と同じく「宗春」であると見えるの読み方
正岡容 「下谷練塀小路」

...その状(さま)地獄の兇鬼を見るに異ならず(エリス『古英国稗史賦品彙(スペシメンス・オヴ・アーリー・イングリッシュ・メトリカル・ローマンセズ)』二版...   その状地獄の兇鬼を見るに異ならず』二版の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...ただしエリスの『古英国稗史賦品彙(スペシメンス・オヴ・アーリー・イングリッシュ・メトリカル・ローマンセス)』二版一巻六二頁に...   ただしエリスの『古英国稗史賦品彙』二版一巻六二頁にの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...支那文学の影響も稗史(はいし)小説...   支那文学の影響も稗史小説の読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...且啻(たゞ)に兎園稗史(とゑんはいし)を排すべしとなすのみでは無い...   且啻に兎園稗史を排すべしとなすのみでは無いの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...甞て稗史小説の予約出版を業とする東京稗史出版社の社員来って曰く...   甞て稗史小説の予約出版を業とする東京稗史出版社の社員来って曰くの読み方
若林※[#「王+甘」、第4水準2-80-65]藏 「怪談牡丹灯籠」

「稗史」の読みかた

「稗史」の書き方・書き順

いろんなフォントで「稗史」


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