例文・使い方一覧でみる「稗史」の意味


スポンサーリンク

...今から四十年前に小説復刻の元祖たる南伝馬町(てんまちょう)の稗史(はいし)出版社に続いて馬琴の『俊寛僧都(しゅんかんそうず)島物語』や風来(ふうらい)の『六々部集』を覆刻したので読書界に知られた印刷所であった...   今から四十年前に小説復刻の元祖たる南伝馬町の稗史出版社に続いて馬琴の『俊寛僧都島物語』や風来の『六々部集』を覆刻したので読書界に知られた印刷所であったの読み方
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」

...『牡丹燈籠』は『書生気質』の終結した時より較(や)やおくれて南伝馬町の稗史出版社(今の吉川弘文館の横町)から若林蔵氏の速記したのを出版したので...   『牡丹燈籠』は『書生気質』の終結した時より較やおくれて南伝馬町の稗史出版社から若林蔵氏の速記したのを出版したのでの読み方
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」

...近年随二落シテ乎稗史院本之泥中ニ一汚二塗シテ姓名ヲ一遂ニ不レ能脱スルコト二其ノ窟ヲ一...   近年随二落シテ乎稗史院本之泥中ニ一汚二塗シテ姓名ヲ一遂ニ不レ能脱スルコト二其ノ窟ヲ一の読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...近年随二落シテ乎稗史院本之泥中ニ一汚二塗シテ姓名ヲ一遂ニ不レ能脱スルコト二其ノ窟ヲ一...   近年随二落シテ乎稗史院本之泥中ニ一汚二塗シテ姓名ヲ一遂ニ不レ能脱スルコト二其ノ窟ヲ一の読み方
京山人百樹 「北越雪譜」

...なにゆえ今日まで稗史(はいし)小説家の注意を惹(ひ)かなかったかを不思議に思った...   なにゆえ今日まで稗史小説家の注意を惹かなかったかを不思議に思ったの読み方
谷崎潤一郎 「吉野葛」

...魯文かだれかゞ中本式の稗史(よみほん)に縮めた『八犬伝』であつたかと思ふ...   魯文かだれかゞ中本式の稗史に縮めた『八犬伝』であつたかと思ふの読み方
坪内逍遥 「十歳以前に読んだ本」

...その後(ご)文化の初め数年に渉(わた)りては専(もっぱら)馬琴(ばきん)その他の著作家の稗史(はいし)小説類の挿絵を描き...   その後文化の初め数年に渉りては専馬琴その他の著作家の稗史小説類の挿絵を描きの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...身に帯びるそれも極(ご)く軽い細身(ほそみ)の大小より外(ほか)には物の役に立つべき武器とては一ツもなく、日頃身に代えてもと秘蔵するのは古今の淫書(いんしょ)、稗史(はいし)、小説、過ぎし世の婦女子の玩具(がんぐ)にあらずんば傾城遊女(けいせいゆうじょ)が手道具の類(たぐい)ばかり...   身に帯びるそれも極く軽い細身の大小より外には物の役に立つべき武器とては一ツもなく、日頃身に代えてもと秘蔵するのは古今の淫書、稗史、小説、過ぎし世の婦女子の玩具にあらずんば傾城遊女が手道具の類ばかりの読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

...狂言稗史(はいし)の作者しばしば男女奇縁を結ぶの仲立に夕立を降らしむ...   狂言稗史の作者しばしば男女奇縁を結ぶの仲立に夕立を降らしむの読み方
永井荷風 「夕立」

...大岡様も伝説稗史(はいし)に従えばなかなかにやったものらしい...   大岡様も伝説稗史に従えばなかなかにやったものらしいの読み方
野村胡堂 「江戸の昔を偲ぶ」

...一部の稗史(はいし)などに伝えられて居ります...   一部の稗史などに伝えられて居りますの読み方
野村胡堂 「古城の真昼」

...求道浄欣信士俗名河内山宗春文政六年七月廿二日宗俊の本名は近世実録全書所載の稗史小説と同じく「宗春」であると見える...   求道浄欣信士俗名河内山宗春文政六年七月廿二日宗俊の本名は近世実録全書所載の稗史小説と同じく「宗春」であると見えるの読み方
正岡容 「下谷練塀小路」

...その状(さま)地獄の兇鬼を見るに異ならず(エリス『古英国稗史賦品彙(スペシメンス・オヴ・アーリー・イングリッシュ・メトリカル・ローマンセズ)』二版...   その状地獄の兇鬼を見るに異ならず』二版の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...クラウストンの『俗談および稗史(はいし)の移動変遷』二巻一六六頁以下に詳論あり...   クラウストンの『俗談および稗史の移動変遷』二巻一六六頁以下に詳論ありの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...支那文学の影響も稗史(はいし)小説...   支那文学の影響も稗史小説の読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...雖兎園稗史...   雖兎園稗史の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...且啻(たゞ)に兎園稗史(とゑんはいし)を排すべしとなすのみでは無い...   且啻に兎園稗史を排すべしとなすのみでは無いの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...稗史小説も追い追い明治物が新刊され...   稗史小説も追い追い明治物が新刊されの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

「稗史」の読みかた

「稗史」の書き方・書き順

いろんなフォントで「稗史」


ランダム例文:
気を養う   動力機械   鉄色  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
友好条約   外国人労働者   道義的責任  

スポンサーリンク

トップへ戻る