...倉地に対する情念にもどこか肉から精神に移ろうとする傾きができて来るのを感じた...
有島武郎 「或る女」
...◯これより本文に移ろう...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...新道徳思想に移ろうとしている時代であるから...
大隈重信 「婦人に対する実業思想の急務」
...お風呂場の屋根に燃え移ろうとするところであった...
太宰治 「斜陽」
...そこで、私自身の体験へ、移ろう……...
橘外男 「雷嫌いの話」
...中途は端折って直ちに結論に移ろう...
辰野隆 「二人のセルヴィヤ人」
...しきりに私へ乗り移ろうとし初めた...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...鯉がの方へ移ろうとしたのである...
夏目漱石 「虞美人草」
...ガラッ八の報告を聞いてから第二段の活動に移ろうというのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もしこれらの花色が紫か藍でもであったら、それは移ろう色、すなわち変り易い色、褪(さ)め易い色であるから「移ろひ」がよく利く...
牧野富太郎 「植物記」
...このイワヂシャの花はその色が紫でいわゆる移ろう色であるから...
牧野富太郎 「植物記」
...一挙に屠(ほふ)るべく大行動に移ろうとした時である...
吉川英治 「三国志」
...総攻撃へ移ろうと待機していた...
吉川英治 「三国志」
...左兵衛、夜になったら、一つ船で、新居へ移ろう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...船上へ逃げ移ろうと...
吉川英治 「随筆 新平家」
...岩井へ移ろう」岩井の館(たち)は猿島(さしま)郡だ...
吉川英治 「平の将門」
...近親のもの五六名だけが駕へ移ろうと支度をしていた時である...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...彼方の水平線は常に蒸気が湧き不明瞭だったが、未知の木性羊歯、蘇鉄、鱗木、封印木からなる大ジャングルが都市の外に広がり、移ろう蒸気の中、悪ふざけのように群葉が波打つファンタスティックな様を見ることができた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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