例文・使い方一覧でみる「秕政」の意味

...（一九三六・一一）七　自由排撃三法案従来の諸政府の秕政を一新すると称して登場した広田内閣は...
戸坂潤「現代日本の思想対立」

...――この自由主義こそ従来の秕政の源であり... ――この自由主義こそ従来の秕政の源でありの読み方
戸坂潤「現代日本の思想対立」

...１）Mallet, Introd.l'Histoire de Dannemartom. i. c. x. p. 221, 223, 224. 12mo. 1766.英蘭（イングランド）のサクソン諸王の秕政（ひせい）と内乱とは...
トマス・ロバト・マルサス　Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳「人口論」

...秕政（ひせい）の眼目は濫賞濫罰（らんしやうらんばつ）にあつたらしい... 秕政の眼目は濫賞濫罰にあつたらしいの読み方
森鴎外「椙原品」

...これを機縁として渡辺等の秕政（ひせい）に反抗したのである... これを機縁として渡辺等の秕政に反抗したのであるの読み方
森鴎外「椙原品」

...秕政（ひせい）の根本を窮（きは）めて... 秕政の根本を窮めての読み方
森鴎外「津下四郎左衛門」

...仁政が秕政（ひせい）になる... 仁政が秕政になるの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳「ファウスト」

...幕府の秕政（ひせい）を鳴らし... 幕府の秕政を鳴らしの読み方
山本周五郎「新潮記」

...後者は前者の秕政（ひせい）を挙げ... 後者は前者の秕政を挙げの読み方
山本周五郎「山彦乙女」

...室町幕府の秕政のため... 室町幕府の秕政のための読み方
山本周五郎「夜明けの辻」

...鎌倉の秕政（ひせい）や腐敗ぶりをかぞえたてた... 鎌倉の秕政や腐敗ぶりをかぞえたてたの読み方
吉川英治「私本太平記」

...北条幕府の腐（す）えや秕政（ひせい）は... 北条幕府の腐えや秕政はの読み方
吉川英治「私本太平記」

...治下の秕政（ひせい）を正す献策（けんさく）の資（し）といたしたい」「それはご殊勝なこッてすな」と... 治下の秕政を正す献策の資といたしたい」「それはご殊勝なこッてすな」との読み方
吉川英治「新・水滸伝」

「秕政」の読みかた

「秕政」の書き方・書き順