...」今恒藤は京都帝国大学にシュタムラアとかラスクとかを講じ...
芥川龍之介 「恒藤恭氏」
...その余分だけを「ラスク」(乾パンの菓子)に製するのである...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...私の「ラスク」はパンの廃物利用として造り出されたのであるから...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...ただこの安値で売ることはラスクの製造販売業者に対して気の毒であったが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...E・ラスク等の範疇論*)...
戸坂潤 「科学論」
...そして判断に固有な肯定否定の対立を超越していると説明される(吾々はラスクの判断論に於てそう教えられている)...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...だが論理的なものは判断や妥当の性格を有つものであり(E・ラスク†1915を見よ)...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...尤もラスクなどはその判断論に於て判断が論理現象の第一義ではないことを主張しているが...
戸坂潤 「性格としての空間」
...処がラスクは恰もこの認識の対象を規定しようとする動機に従って始めて判断を第二義とする...
戸坂潤 「性格としての空間」
...ラスクは「存在」を一つの範疇と見做して...
戸坂潤 「性格としての空間」
...H・リッケルトからE・ラスクに来ると...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...弁証法的思考を知らぬ処から来るソフィステライに過ぎない(晩年のラスクは却って主観主義的なものへ傾いたと考えられている)...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...ラスクの範疇も亦認識論的である...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...同じ客観主義の人でもラスクなどの方が...
三木清 「消息一通」
...『日本の弓術』という本を土産にして今はドイツに帰っているオイゲン・ヘリィゲル氏から私はラスクの哲学を学んだ...
三木清 「読書遍歴」
...私はリッケルト教授の宅に保管されていたラスクの文庫からその本を借り出して勉強したことを覚えている...
三木清 「読書遍歴」
...ラスクの研究によって次第に客観主義に傾きつつあった時分の私には...
三木清 「読書遍歴」
...自分は改めてまたこの島でいうところのニーラスク...
柳田国男 「海上の道」
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