...彼の京都で長州兵が禁門に発砲したことがあったり...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...禁門の番犬にすぎなかつた地方の若人や武者たちが立ち上つて...
吉川英治 「折々の記」
...今は面影もなくなり果てた禁門の遠方此方(おちこち)を...
吉川英治 「三国志」
...すぐ跳びついてくるだろう」「禁門に力ある武士を大勢伏せておいて...
吉川英治 「三国志」
...三禁門(きんもん)の掟(おきて)なので...
吉川英治 「三国志」
...これから禁門へつきだしに行くところでした...
吉川英治 「三国志」
...やがて禁門を出ずると...
吉川英治 「三国志」
...一夜禁門から出て行った...
吉川英治 「三国志」
...けれど、曹休をはじめ、曹氏の一族は、市街に戦い、禁門に争い、これもまた、命を惜しまず、叛乱兵と斬りむすび、よく宮中を守っていた...
吉川英治 「三国志」
...武田などの宗徒(むねと)の一族旗本からまた――在京の禁門軍...
吉川英治 「私本太平記」
...禁門の御普請(ごふしん)...
吉川英治 「新書太閤記」
...禁門の王(おう)師範とあっては...
吉川英治 「新・水滸伝」
...なんだ」「禁門軍の一万や二万がなんですえ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...憲法怒って、いちど禁門を出、着物の下に刀をかくして出直し、先の雑色を斬り伏せ、なおかかる者を打ち伏せ打ち伏せ、舞台まで血汐によごして狂い斬りに死んだという...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...以後、禁門の内では、自然、貞盛と行き会うことも多かったが、貞盛はつねに、貴公子然と構えて、滝口の平武者(ひらむしゃ)などと、親しみのあることは、恥みたいな顔つきだった...
吉川英治 「平の将門」
...禁門で出会う衣冠の人には...
吉川英治 「平の将門」
...禁門堂上の騒擾(そうじょう)もきわめて軽微にすんだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...鎌倉殿の代官とし、京都にある身ゆえ、この三月には、高野の僧衆と寂楽寺(じゃくらくじ)との紛争を裁き、また五月には、祇園神社の訴訟を聴き、そのほか都下の秩序も、禁門のお護りも、まず落度なく勤めておる」「それは人々が殿へ帰服を示しているからで、その実績に対しても、鎌倉殿から何らかのおことばがあって然るべきでしょう...
吉川英治 「源頼朝」
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