...忌(いま)はしい不安を禁じる事が出来ない...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...いまわしい不安を禁じることが出来ない...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...また親を失った子のために何がなしに胸の柔らぐような満足の感じを禁じる事ができなかった...
寺田寅彦 「子猫」
...法律で蜂と栗と臼の登場を禁じると...
寺田寅彦 「さるかに合戦と桃太郎」
...吾々日本国民が外国のしかじかの事件や風情を見聞することを禁じるというのは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...主観的な宣伝を禁じる精神に他ならない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...苦笑を禁じることが出来なかった...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...家中の争を禁じるようとの仰せを...
直木三十五 「南国太平記」
...息がつけるだろう」「ここを離れることは禁じるかもしれませんよ」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...禁じる旨はり出した...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一種痛快な感想を禁じる事が出來なかつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...失笑を禁じる事が出來なかつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...しかし権力はそういうことを禁じる...
宮本百合子 「浦和充子の事件に関して」
...今の医者が胃拡張の病人に不消化物を禁じないで湯茶(ゆちゃ)だの牛乳だのスープだの酒だの麦酒(びーる)だのと水分の多い飲料を禁じるのはそのためだ...
村井弦斎 「食道楽」
...使いにゆく者をきめるあみだくじさえ禁じるくらいであった...
山本周五郎 「さぶ」
...他言を禁じるぞ」こういったのは若き吉宗...
吉川英治 「江戸三国志」
...今に婚姻も禁じるであろう...
吉川英治 「三国志」
...すべて外との往来を禁じるのだぞ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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