...杉田議長採決を宣したるに出席總數三百四十五票中決議案を可とする者 百六十八票否とする者 百七十七票にて戰は僅々九票の差にて政府黨の勝利に歸し申候...
石川啄木 「雲間寸觀」
...どうだ」その一票が...
太宰治 「親友交歓」
...四票はひつてゐた...
太宰治 「當選の日」
...四月十日の投票日にも私は...
太宰治 「トカトントン」
...ところが、政治の場合に於いては、二百票よりも、三百票が絶対の、ほとんど神の審判の前に於けるがごとき勝利にもなるだろうが、文学の場合に於いては少しちがうようにも思われる...
太宰治 「徒党について」
...而も此の中で特に見逃がしてならぬのはシャルル・ノディエの蔵書票なのだ...
辰野隆 「書狼書豚」
...共和や一般投票や...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...また反乱せんとする者に投票権を与えながらその武器を奪う...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...言語的領域ではそれは投票を意味している...
中井正一 「うつす」
...茨城縣の投票結果...
長塚節 「十日間」
...一票にガツガツすることだけは止(や)めといてね」マンの舌鋒に抗しかねて...
火野葦平 「花と龍」
...(如何にコスモポリタンでなきことよ! また常に云ふソシヤリストでなきことよ!)この運動員が夫々投票したゞけでも「もう占めたものだ...
牧野信一 「貧しき日録」
...どうやらこれならとおもって一票を入れた社会党...
宮本百合子 「新しい潮」
...要するに吉田首相とその乾分は世界のブルジョア政治家も裏面でしかあらわさないような男としての醜態を参議院で演出してもう民自党に投票してくれないでもいいんだということを天下に声明しました...
宮本百合子 「泉山問題について」
...CIOの二大労働組合がタフト・ハートレー法撤廃のため一生懸命になって千五百万の組合員に運動し投票所へのかりだしに努めたことに対し...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...無政策な候補者やハイボールの泡から生れたような候補者へ投票するようなむだが許される時期ではないと演説された...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...次の一票には、おのずから、このような人民としての国際的な経験の重みが加えられることは自然である...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...伝票を貰った罐詰工場の雇人は箱車を曳(ひ)いて帰り...
山本周五郎 「青べか物語」
便利!手書き漢字入力検索