...今年の正月に、祥瑞を感じた気がする...
...祥瑞を感じるために、お守りを買っています...
...雨が降るのは嫌だけど、祥瑞があれば許せる...
...私の家の近くに祥瑞を感じる神社がある...
...私たちは祥瑞のシンボルである鯉のぼりを飾りました...
...あるいは「祥瑞(しょうずい)」などの事柄を並べて生れぬ前より豪傑であったという意味を顕わしている...
大隈重信 「現代学生立身方法」
...呉祥瑞(ごしょんずい)の銘のある染付(そめつけ)には山がある...
夏目漱石 「虞美人草」
...ぐっと祥瑞を宙に釣るし上げた...
夏目漱石 「虞美人草」
...老人は雁首(がんくび)の先で祥瑞(しょんずい)の中を穿(ほじく)り廻す...
夏目漱石 「虞美人草」
...「頭を」と云いながら羅宇(らお)の中ほどを祥瑞(しょんずい)の縁(ふち)でとんと叩(たた)いて灰を落す...
夏目漱石 「虞美人草」
...『治部式(じぶしき)』に支那の古書から採って諸多の祥瑞を挙げた中に赤兎上瑞...
南方熊楠 「十二支考」
...祥瑞の卜占のという事兵書筆を絶えず...
南方熊楠 「十二支考」
...いかにも瑞鳥でわが徳を感じて天が祥瑞を下したと悦び...
南方熊楠 「十二支考」
...本朝には『治部式』所載祥瑞百四十四種中に鼠全く見えねど...
南方熊楠 「十二支考」
...その夢を祥瑞(しょうずい)だと思って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...伝国の大統を指命せられた祥瑞(しょうずい)と思われます...
吉川英治 「三国志」
...「祥瑞(ションズイ)さま! ……」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...祥瑞というのは、五郎大夫の中国名であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...祥瑞五郎大夫は、丘の上の道に立って、「ええ、まったく」振り顧(かえ)って、しばらくじっと、眸(ひとみ)をこらしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...五郎大夫(ごろだゆう)祥瑞(ションズイ)之製(これをつくる)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...長らく明国(みんこく)に渡っておいでなされた松坂の伊藤五郎大夫様のお作なのじゃ」「祥瑞(ションズイ)と仰っしゃるのは...
吉川英治 「新書太閤記」
...近頃、染付ものの陶器に、祥瑞五郎大夫(ションズイごろだゆう)製(つくる)とよく銘に書いてはあるが、それはその後の人々で、ほんとに明国(みんこく)へ渡って、あの陶器の作法を伝えて来られたお方は今ではもうこの世にいませぬ」「世間のうわさゆえ、どうか存じませぬが、お宅様に引き取ってお育てになっている、於福(おふく)さまという坊ンちは、その祥瑞様が、明国から連れ帰って来たお子じゃとやら……」「はい...
吉川英治 「新書太閤記」
...祥瑞(ションズイ)の亡き後...
吉川英治 「新書太閤記」
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