...「この曲は本当に神曲だね!」...
...「彼女の歌声を聞くと神曲のような気持ちになる...
...「あの作曲家は神曲を作るセンスがあると評判だ...
...「今年も音楽界で神曲が生まれるか期待されている...
...「神曲を聴くと心が落ち着く...
...十三世紀におけるフィレンツェの生活を知らなかったとしたら、自分は神曲を、今日(こんにち)の如く鑑賞する事は出来なかったのに相違ない...
芥川龍之介 「野呂松人形」
...「マダム・ボヴアリイ」も「ハムレツト」も「神曲」も「ガリヴアアの旅行記」も悉く詩的精神の産物である...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...現に「神曲」の浄罪界は病後の歓びに近いものを持つてゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...されどこの儘に神曲を擲(なげう)たんことは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その題はダンテと其神曲となりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...わが買ひ得たる神曲の首(はじめ)には...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その我胸に迫ること神曲よりも切なるを覺えたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...ゲーテのファウスト、ダンテの神曲、シェークスピヤのハムレット、カアライルのサアター・レサアタス(Sartor Resartus)、ブラウニングのイースタアデー(Easter Day)とラビ・ベン・エズラ(Rabbi Ben Ezra)等はそれである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...ダンテの『神曲』に比して...
高神覚昇 「般若心経講義」
...又ダンテの「神曲」に魂を奪われていたのであるから...
高村光太郎 「(私はさきごろ)」
...ダンテの『神曲』...
戸坂潤 「読書法」
...海のおののき見えたりき……――神曲...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...社会のウゴリノがこの深淵(しんえん)のうちにおる(訳者注 ウゴリノとは飢の塔のうちに幽閉されて餓死せる子供らの頭を咬める人――ダンテの神曲)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...また神曲の真似(まね)をした作物を出そうと云う男もありますまい...
夏目漱石 「創作家の態度」
...さらにダンテやミルトンの荘厳な神曲叙事詩と...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...神曲を讀んでゐないものには...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...聖ダンテの「神曲」は...
宮本百合子 「大いなるもの」
...かくの如く十字軍的観念によって教会の指導の下に西欧が一つの統一的世界として自覚されたということの最も巨大な記念碑はダンテ(1265―1321)の神曲であると云ってよい...
和辻哲郎 「鎖国」
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