...今この神々しい光景(けしき)をみて...
レミ・ドゥ・グルモン Remy de Gourmont 上田敏訳 「さしあげた腕」
...なかでもバアリイは震え声で神々しい格言などを持ちだしながら...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...神々しいような姿にさえなるものだけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...わたくしは神々しいへりくだつた御(おん)足の為に...
ボードレール 富永太郎訳 「或るまどんなに」
...お前は」灯の前に立った神々しい白無垢姿を見ると...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...普賢菩薩のお妙の神々しいばかりの美しさに比(くら)べて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...やさしい神々しいまじめさを浮かべている顔――かれの顔は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...神々しい絶大な力で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...神々しいと同時に目に見えるものなのだ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...この世に点ぜられた神々しい火です...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...ほとんど「神々しい」くらいに非合理に古めかしく「優美」になってしまった人たちの賛同を得ることは...
三好十郎 「恐怖の季節」
...神々しい群が11940心(しん)からこの人を歓迎します...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...徳が我々に得させるところの・神々しい・完全な・喜びを貴くし鋭くしまた高くする」と言う方がずっと当っている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...さて気高い神々しい決心によって誘惑の発生を妨げること...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その神々しい跡をのこした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...『イリアッド』のただの一節があの偉大で神々しい『アエネイス』をうみ出すもととなったのだということを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...麓の野山の霞み煙っているだけに雪に輝く中腹以上の美しさはいよいよ孤独にいよいよ神々しいものとなっているのである...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...木や石の代わりに今や人の姿をした、美しい、神々しい、意味深い「仏」がもたらされる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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