...この大学の礎石は、その寄付金によって建てられた...
...彼女は、彼との結婚を全ての愛情の礎石として考えている...
...新しく始まるプロジェクトの礎石として、彼らは多くのアイデアを考え出した...
...社会福祉の礎石は、その国の政策によって支えられている...
...この町の開発の礎石は、地元の産業の成長にある...
...防波堤の礎石についた赤貝を採る...
梅崎春生 「魚の餌」
...『エディ・ホテル』ノ礎石ナリとあるよ...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...あの礎石が、二日のちの二十六日に大爆発を起すことになると、これはたいへんだ...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...咄々先生が背にしていた礎石は...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...こういう人たちの努力が礎石となって今日の中村屋を築き上げたのだから...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...彼らの築く黄金境の礎石を作るべく...
田中英光 「さようなら」
...近代日本の文化の礎石の一つとなつた活字の創造...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...夫はプラトンの世界観によって後々の不抜な思想体系のための礎石として置かれたのである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...ここに私の立場をつくる一つの礎石があるのではあるまいか?勝つために負傷したはずだったのに...
永井隆 「長崎の鐘」
...日本における神のみ国建設の第一礎石をすえたこととともに...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...残塁礎石(ざんるいそせき)の間に...
中里介山 「大菩薩峠」
...第二の礎石となったと...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...シェイクスピアが晩年を過ごした家というのは僅かに残ってる礎石に依って想像するほかはない...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...廃寺のあとに残っている礎石だのを...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...かつて礎石が存したというのみで...
柳田國男 「地名の研究」
...ここに玄徳の地盤はまだ狭小ながら初めて一礎石を据えたものといっていい...
吉川英治 「三国志」
...礎石(したいし)から碑の組立てを済ましていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...海底の礎石がすわらないという工人たちの愚を笑って...
吉川英治 「源頼朝」
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