...この大学の礎石は、その寄付金によって建てられた...
...彼女は、彼との結婚を全ての愛情の礎石として考えている...
...新しく始まるプロジェクトの礎石として、彼らは多くのアイデアを考え出した...
...社会福祉の礎石は、その国の政策によって支えられている...
...この町の開発の礎石は、地元の産業の成長にある...
...『エディ・ホテル』ノ礎石ナリとあるよ...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...そして礎石の爆発よりホテルの完全倒壊(とうかい)まで約一分十七秒を費(ついや)したという数字の方が...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...こういう人たちの努力が礎石となって今日の中村屋を築き上げたのだから...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...陸地測量部の三角点の礎石があった...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
......
高見順 「死の淵より」
...延(ひ)いて江戸文学の礎石(そせき)の一つとなったものである...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...近代日本の文化の礎石の一つとなつた活字の創造...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...之は後にライエル(C. Lyell)を経てダーウィン(C. Darwin)の進化理論となり生物界に於ける自然弁証法の礎石を築いたものである...
戸坂潤 「辞典」
...ここに私の立場をつくる一つの礎石があるのではあるまいか?勝つために負傷したはずだったのに...
永井隆 「長崎の鐘」
...残塁礎石(ざんるいそせき)の間に...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが今日の亜米利加(アメリカ)の強大の礎石となったということは...
中里介山 「大菩薩峠」
...少なくも一つの礎石として...
中谷宇吉郎 「ケリイさんのこと」
...シェイクスピアが晩年を過ごした家というのは僅かに残ってる礎石に依って想像するほかはない...
野上豊一郎 「シェイクスピアの郷里」
...近代音楽の形の上に確固たる礎石(そせき)を与えたばかりでなく...
野村胡堂 「楽聖物語」
...こうした社会主義競走は楽しい!青ざめたバスチーユよ!失われた搾取の国境線の地平に没するところ濤は楽しい島々の礎石に寄せ北海の処女原を刻む断層の鋸目の隅に...
槇村浩 「獄内にてドイツの同志を思う歌」
...我々は全く同一の見地からマルクス經濟學の諸礎石をもまた理解され得るものとなすことが出來るであらう...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...この栖方の検閲にあって礎石を覆えされているとは...
横光利一 「微笑」
...礎石(したいし)から碑の組立てを済ましていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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