...この大学の礎石は、その寄付金によって建てられた...
...彼女は、彼との結婚を全ての愛情の礎石として考えている...
...新しく始まるプロジェクトの礎石として、彼らは多くのアイデアを考え出した...
...社会福祉の礎石は、その国の政策によって支えられている...
...この町の開発の礎石は、地元の産業の成長にある...
...そこの礎石に腰を下して往時を追懐し...
石原純 「トーマス・エディソン」
...『エディ・ホテル』ノ礎石ナリとあるよ...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...礎石といえば、石造建物(せきぞうたてもの)のホテルの一等下の角(かど)にある石のことじゃないか...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...ホテルの礎石の爆発とを合わせて...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...こういう人たちの努力が礎石となって今日の中村屋を築き上げたのだから...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...礎石が点々とそのあたりに残っているそうである...
高浜虚子 「別府温泉」
......
高見順 「死の淵より」
...近代日本の文化の礎石の一つとなつた活字の創造...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...夫はプラトンの世界観によって後々の不抜な思想体系のための礎石として置かれたのである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...三権分立こそ所謂自由主義の一つの礎石ではないかと思う...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...之は後にライエル(C. Lyell)を経てダーウィン(C. Darwin)の進化理論となり生物界に於ける自然弁証法の礎石を築いたものである...
戸坂潤 「辞典」
...残塁礎石(ざんるいそせき)の間に...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の力で一つ一つ生活の礎石を築いて行くのは...
中島敦 「光と風と夢」
...第二の礎石となったと...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...バルコンの礎石が残っている...
野上豊一郎 「パラティーノ」
...何の礎石も無い独り言が...
柳田國男 「夢と文芸」
...自分のすえた一礎石(そせき)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...海底の礎石がすわらないという工人たちの愚を笑って...
吉川英治 「源頼朝」
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