...この大学の礎石は、その寄付金によって建てられた...
...彼女は、彼との結婚を全ての愛情の礎石として考えている...
...新しく始まるプロジェクトの礎石として、彼らは多くのアイデアを考え出した...
...社会福祉の礎石は、その国の政策によって支えられている...
...この町の開発の礎石は、地元の産業の成長にある...
...家屋の礎石も同様にして叩き下げる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...防波堤の礎石についた赤貝を採る...
梅崎春生 「魚の餌」
...礎石といえば、石造建物(せきぞうたてもの)のホテルの一等下の角(かど)にある石のことじゃないか...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...あの礎石が、二日のちの二十六日に大爆発を起すことになると、これはたいへんだ...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...咄々先生が背にしていた礎石は...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...そして礎石の爆発よりホテルの完全倒壊(とうかい)まで約一分十七秒を費(ついや)したという数字の方が...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...彼らの築く黄金境の礎石を作るべく...
田中英光 「さようなら」
...近代日本の文化の礎石の一つとなつた活字の創造...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...三権分立こそ所謂自由主義の一つの礎石ではないかと思う...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...フリードリッヒ大王のポツダムの宮殿の礎石にしかすぎなくなるのが...
中井正一 「美学入門」
...ここに私の立場をつくる一つの礎石があるのではあるまいか?勝つために負傷したはずだったのに...
永井隆 「長崎の鐘」
...日本における神のみ国建設の第一礎石をすえたこととともに...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...近代音楽の形の上に確固たる礎石(そせき)を与えたばかりでなく...
野村胡堂 「楽聖物語」
...瓦(かはら)のほかに大(おほ)きな柱(はしら)の礎石(そせき)が殘(のこ)つてゐることもあります...
濱田青陵 「博物館」
...自分のすえた一礎石(そせき)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...それがやがて信長の覇業(はぎょう)の一礎石となったのであった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...別の地図には――これは我々の周囲に広がるこの死んだ巨大都市の礎石が据えられた時期を五千万年前と見積もる上で最重要な地図だったが――現在の全大陸がはっきり分離した形で描かれていた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...世紀末から世紀始めへかけて五六の偉人がその礎石を置いた...
和辻哲郎 「「ゼエレン・キェルケゴオル」序」
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