...碁石を置く...
...碁石をとる...
...碁石を並べる...
...1個の碁石を落とす...
...碁石を入れた袋...
...八っちゃんの足許(あしもと)にころげている碁石(ごいし)を大急ぎでひったくってやった...
有島武郎 「碁石を呑んだ八っちゃん」
...縁側の方を向(むい)て碁石をおもちゃにしている八っちゃんを見たら...
有島武郎 「碁石を呑んだ八っちゃん」
...これから兄さんも碁石だけはおもちゃにしないで頂戴ね...
有島武郎 「碁石を呑んだ八っちゃん」
...碁石を二つやつたりする...
関根金次郎 「手数将棋」
...ある時余が訪問して見ると居士は紙の碁盤の上に泥の碁石を並べていた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...それもその紙の碁盤と泥の碁石とであった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...古い達磨(だるま)の軸物、銀鍍金(メッキ)の時計の鎖、襟垢(えりあか)の着いた女の半纏(はんてん)、玩具の汽車、蚊帳(かや)、ペンキ絵、碁石、鉋(かんな)、子供の産衣(うぶぎ)まで、十七銭だ、二十銭だと言って笑いもせずに売り買いするのでした...
太宰治 「老ハイデルベルヒ」
...ところどころに碁石を並べたやうに...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...碁石(ごいし)程のおかさねは自分で拵(こさ)えて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...碁石を(も)ぎ取るように引(ひ)っ手繰(たく)りました...
夏目漱石 「行人」
...これは何んです」八五郎はまだ黒の碁石(ごいし)を握つたまゝ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いくついったか勘定しておみ」急いで碁石を拾い集めた...
正岡容 「小説 圓朝」
...たとえば碁石(ごいし)をつらねたように望まれるとある...
吉川英治 「私本太平記」
...皆朱碁石(かいしゅごいし)おどしの鎧(よろい)をザクリと着こみ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...秀吉の碁石縅(ごいしおどし)の姿がそこへあらわれた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...盤に打っていた碁石も...
吉川英治 「新書太閤記」
...と無数の白と黒の碁石が唯七の横顔へ降った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...夢に見た碁石が……』と...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
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