...碁石を置く...
...碁石をとる...
...碁石を並べる...
...1個の碁石を落とす...
...碁石を入れた袋...
...八っちゃんの足許(あしもと)にころげている碁石(ごいし)を大急ぎでひったくってやった...
有島武郎 「碁石を呑んだ八っちゃん」
...きっと碁石がお腹(なか)の中にはいってしまったのだろう...
有島武郎 「碁石を呑んだ八っちゃん」
...その碁石を一つづつもらつて行くのである...
関根金次郎 「手数将棋」
...ある時余が訪問して見ると居士は紙の碁盤の上に泥の碁石を並べていた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...ところどころに碁石を並べたやうに...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...静かになった座敷の方からは碁石の音などが響いて来た...
徳田秋声 「足迹」
...気楽な田舎の隠居らしい夫婦ものの老人(としより)の部屋から碁石の音や...
徳田秋声 「爛」
...笑い声と共に碁石の音がかすかに聞えた...
豊島与志雄 「未来の天才」
...碁石(ごいし)を片づけてもまだそれほど遅くはならなかった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...枕元では田中君が女を相手に碁石(ごいし)でキシャゴ弾(はじ)きをやって大騒ぎをしている...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...独(ひと)りで碁石を並べて一人相撲(ひとりずもう)をとっている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...白い碁石一自分が見廻らない時は...
吉川英治 「魚紋」
...それから碁石の利(き)きどころにも似た要所要所に町があり...
吉川英治 「新書太閤記」
...白い碁石をのむ夢を見たのでございます...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...夢に見た碁石が……』と...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...見えられたらすぐここへ」「心得ております」しばらくするとまた虫の音と碁石(ごいし)の音...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...パチッパチッという碁石の音である...
和辻哲郎 「松風の音」
...碁石の音が、何か世間に超然としている存在を指しているように思える...
和辻哲郎 「松風の音」
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