...砲口から炎が吹き出た...
...戦車の砲口から弾が飛び出した...
...空襲警報が鳴り響く中、砲口が向けられた街を見つめた...
...砲口を清掃するために兵士たちが働いていた...
...砲口をねらうことが敵兵たちの狙いだった...
...身軽に砲口まで腹這(はらば)って行き...
芥川龍之介 「三つの窓」
...高射砲は一斉にグルリと旋回して砲口を真北にむきかえた...
海野十三 「空襲下の日本」
...立ち並ぶ砲口からパッと出た...
海野十三 「空襲下の日本」
...この砲口はどこを狙っていると思いますか...
海野十三 「東京要塞」
...地上にわずかに砲口を見せている高射砲部隊は喊声(かんせい)をあげた...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...砲口を町の方へ向けて発射するばかりになってる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...木の枝の間に砲口を差し入れ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...八糎(センチ)速射砲の無気味(ぶきみ)なる砲口を桟敷の中央に向けたと思うと...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...玉割(たまわり)(実質弾の直径と口径の比率)も出合(であい)(照準線と軸線(とうじくせん)とが交叉する一点にたいする砲口からの長さ)もあったものではなく...
久生十蘭 「ひどい煙」
...最初の一発で砲口が破裂し...
久生十蘭 「ひどい煙」
...まず砲口を四十五度の仰角にひきあげ...
久生十蘭 「ひどい煙」
...天に向って砲口をひらき...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...ねらいをつけた砲口は...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...敵の砲口も、こちらへむいている...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...鎌と槌をうちぬくひろ/″\とした美くしい自由の花園をへだてゝ砲口をそなえた二つの牢獄がそゝり立つ!―――日本!東方の突端この蜜房のようなじめ/\した数千の牢獄の一画におれらが住み―――潮が南方のたぎりたつ褐色の急潮が夜の銃架のように...
槇村浩 「獄内にてドイツの同志を思う歌」
...右胴へ来た奴をチャリンと鉄砲の砲口で弾いたが...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...どウん……と砲口を揃えて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...さんざんな砲口の吠えが歇(や)んだと思うと...
吉川英治 「新・水滸伝」
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