...あなたどういふ譯で?クログスタット 私もあの婦人とはもと知合ひでしてね...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...蟹江四郎が猿沢佐介と知合いになったのは...
梅崎春生 「Sの背中」
...わたっの知合いござしてな」あんまは煙草をもみ消して...
梅崎春生 「幻化」
...「それは私の知合いで帆村(ほむら)という探偵だ」「ああ帆村さん...
海野十三 「蠅男」
...馬鹿は馬鹿にしても、奧樣然として居ることか、昨今の知合にて、己れに接する男にしなだれかゝる...
大町桂月 「月の東京灣」
...糺が知合いの医員に話して...
徳田秋声 「足迹」
...上総(かずさ)の方の郷里へ引っ込んでいる知合いの詩人が...
徳田秋声 「黴」
...ほんの挨拶をする位の知合というものは少々うるさいもんだ...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...当時「わんや」にゐた神田豊穂(とよほ)と知合になつて「わんや」が金を出して「春秋社」を創立した...
直木三十五 「貧乏一期、二期、三期」
...籾山書店と知合になつたのは明治四十三年に雑誌「三田文学」の創刊される時でした...
永井壮吉 「出版屋惣まくり」
...知合(しりあひ)の店先で「イヤ今夜は冴えましようぜこれでは...
長塚節 「月見の夕」
...どこの生れで、どこから来た人間か、知合はないか、一年に一度でも往来(ゆきき)する人間はないか、周助から金を借りてる奴はないか、子供や女房はなかったか――そんな事を洗いざらい捜すんだ」「ヘエ――」八五郎は糸目の切れた凧(たこ)のように飛んで行きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...身賣の時も知合ひの佐野喜が思ひきつた金を出してくれ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ンブナムというスルタン(酋長)と知合いになりました...
久生十蘭 「手紙」
...知合ひの医者がやつて来て...
北條民雄 「無題※[#ローマ数字2、1-13-22]」
...僕はアメリカ人である知合の一女性と毎年クリスマス・プレゼントの慣例を持っているのだが...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...私は幼少の砌り芝庚申堂前に知合の家があつてそこへ伴つて行かれるたび...
正岡容 「山の手歳事記」
...下村君とも知合いだったので...
柳田国男 「故郷七十年」
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