...この初めて会った知合いに多少きまりが悪く...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...長く知合つてゐていつまでも這入らぬ人もゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...ジャン・フレデリック・ジョリオという青年と知合い...
石原純 「キュリー夫人」
...その若いのと知合でおいでなさる...
泉鏡花 「怨霊借用」
...昔(むかし)からの知合(しりあい)です...
大下宇陀児 「金魚は死んでいた」
...それとも外に知合ひはないですか」「さうか困つたなあ」と三藏はつく/″\困る...
高濱虚子 「俳諧師」
...私の知合いの中に...
太宰治 「女の決闘」
...うちの運転手の知合いの者が...
太宰治 「斜陽」
...「で御父称は?」「ペトローヴィチです」「まあ! わたしの知合いに警察署長をしている方がありましたが...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...知合いや友人の家を...
徳田秋声 「爛」
...わたくしの知合いの一人のお友達がございまして...
中里介山 「大菩薩峠」
...さうして思案の末に嘗て自分が知合であつたといふ女を訪ねる気になつたのである...
長塚節 「隣室の客」
...京都には知合(しりあひ)もなかつた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...知合からわけて貰って来たが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...知合から預かつた娘でございます」「喜八郎とか言ふ掛(かゝ)り人(うど)は?」「身許の確かなもので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...知合いの間柄では優(まさ)るとされた...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...あなたはその頃から二人とお知合いだったのですか」と急にむずかしい話になってきた...
久生十蘭 「雪間」
...その人の知合いで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
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