...そらに知ろしめす...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...天下を知ろしめすわが大君...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...天下を知ろしめす天皇は猪を待つと椅子に御座(ぎよざ)遊ばされ白い織物のお袖で裝うておられる御手の肉に虻が取りつきその虻を蜻蛉(とんぼ)がはやく食い...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...天下を知ろしめす天皇のお射になりました猪の手負い猪のくいつくのを恐れてわたしの逃げ登つた岡の上のハンの木の枝よ...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...天下を知ろしめす天皇の朝戸にはお倚(よ)り立ち遊ばされ夕戸(ゆうど)にはお倚り立ち遊ばされる脇息(きようそく)の下の板にでもなりたいものです...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...事の是非を知ろしめす筈はござるまいに...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...日本国を知ろしめす皇帝の御殿がある...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...イデーを知ろしめす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...しかも神ぞ知ろしめす...
ドイル Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...今ではそれらがいかに稀であることよ! しかもそれはどんな意味を帯びていることか! 神のみぞ知ろしめす...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「大君は神にしませば民草のかかる嘆きも知ろしめすらし」と吟じた...
柳田国男 「故郷七十年」
...陛下ぞ先づ知ろしめす...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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