...せっかくの御処置になにかことさら庇理窟をいってケチをつけるようでありますが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...失礼ながら予防命令というような生温い御処置で役所の方々は満足な解決ができるとお思いなのですか...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...このたびの和田左衛門尉さまの御処置は...
太宰治 「右大臣実朝」
...そのとしの三月にも相州さまは極めて当然の或る御処置をなさつたにもかかはらず...
太宰治 「右大臣実朝」
...それが叛逆の主謀者に対する正しい御処置なのかも知れませんが...
太宰治 「右大臣実朝」
...その御処置――わしへの処置ではないぞ...
直木三十五 「南国太平記」
...今度の御処置を御存じの筈...
直木三十五 「南国太平記」
...早う御処分をなさい...
中里介山 「大菩薩峠」
...御病中ながら何卒(なにとぞ)御処置被遊候御儀...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...どう御処置あそばすお覚悟ですか...
吉川英治 「大岡越前」
...御処置、白翁も満足いたしました』手をたたいて、奥へ、『これ、娘、茶が冷えたぞ』四白翁の家庭を見れば、禄こそゆたからしいが、いかにも、一日もはやく、聟でも迎えて、孫でも見ねば、老後がさびしかろうにと、新五左は、それも弁馬の所為が邪魔して取りおくれているのかと思うにつけ、よけいに、相済まなく思った...
吉川英治 「御鷹」
...何うやら今度は御処刑(おしおき)も獄門(ごくもん)と極りそうなんで』『ム...
吉川英治 「魚紋」
...一断に御処分し奉ることになろうが...
吉川英治 「私本太平記」
...東下(とうげ)をあえてしたことは確かとみゆる」「不忠不逞な臣」「断乎たる御処分な降(くだ)されねばあいなるまい」公卿口の姦(かしま)しさ...
吉川英治 「私本太平記」
...当意即妙(とういそくみょう)の御処置です」「では...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長公の御処分をうけようと思う...
吉川英治 「新書太閤記」
...いかようとも御処罰を俟(ま)つ」と書中して...
吉川英治 「新書太閤記」
...腑(ふ)に落ちん御処罰(ごしょばつ)だっ』『喧嘩両成敗は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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