...失礼ながら予防命令というような生温い御処置で役所の方々は満足な解決ができるとお思いなのですか...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...田中さんに私どもが今回の御処置を承服したように思われることは本意でありません...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...王さまの御処置がわかっていました...
太宰治 「新ハムレット」
...幕府諸藩を心服さする御処置急務と存じ奉(たてまつ)り候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その御処置――わしへの処置ではないぞ...
直木三十五 「南国太平記」
...声 本日の御処置...
三好十郎 「斬られの仙太」
...この御処置をあそばしてもまだ帝は不満足に思召(おぼしめ)され...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お上(かみ)や中宮様の御処置も当を得なかったわけになるのだね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「当月五日横井平四郎を殺害致し候者御処置之儀...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...非常之御処置を以(もつて)手を下し候者も死一等を被減候様仕度(げんぜられそろやうつかまつりたく)...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...他之者は不残(のこらず)御赦免之御処置相願度(あひねがひたく)奉存候...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...もうちゃんと御処分がきまったのではございませんか」「陰謀なんです...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それは当然の御処置に相違ないので...
夢野久作 「暗黒公使」
...工藤祐貞(くどうすけさだ)などの新手がまた加勢に派遣されましょうが」「中央の御処理も...
吉川英治 「私本太平記」
...わけて、皇后の兄、西園寺公衡(きんひら)などが、やッきとなって、亀山の御処分を、幕府へ迫ったので、亀山上皇もついに「……自分には全く関係のないことだ」と、弁解の御書(ごしょ)を執権貞時へ宛(あ)てて送り、なおかつ、四十一歳で御出家の身となってしまった...
吉川英治 「私本太平記」
...一断に御処分し奉ることになろうが...
吉川英治 「私本太平記」
...「赤穂浪人御処置」の問題は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...閣老や世間のあいだに醸(かも)されていた「赤穂浪人御処置」の問題は...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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