...如何に奮發して資本金を出しても知れたものゆゑ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...どんなふくしゅうをされるか知れたものではない...
江戸川乱歩 「影男」
...それもどうだか知れたものではありませんね...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...雑誌や新聞に書き散らす雑文の原稿料だって高が知れたものだし...
豊島与志雄 「囚われ人」
...よく来てくれた」「何が御縁になるか知れたものではございません...
中里介山 「大菩薩峠」
...道程(みちのり)にしては知れたものですが...
中里介山 「大菩薩峠」
...仲間の奴等がどこから出て来るか知れたものじゃない...
中里介山 「大菩薩峠」
...腕は知れたものだろうとの予想が外れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...人の出ようによってはいかなる猛勇ぶりを発揮するか知れたものではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...最も能(よ)く自己に知れたものでなければならない...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...世の中にはドンナ豪傑がいるか知れたものじゃない...
夢野久作 「爆弾太平記」
...何だか知れたものじゃない...
吉川英治 「江戸三国志」
...丞相の下風(かふう)についているか知れたものではない...
吉川英治 「三国志」
...「知れたもの...
吉川英治 「私本太平記」
...「ほどの知れたもの」と...
吉川英治 「私本太平記」
...いつ鶏や兎を貪(むさぼ)り入れようとするか知れたものではない...
吉川英治 「平の将門」
...いずれ多寡(たか)の知れたもの...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??