...知る人ぞ知る珍しい食材の一つに黒鳥がある...
...而して四億近くの基督信者中其の幾人が真に神の救を見ることを得しや知る人ぞ知るである...
内村鑑三 「聖書の読方」
...しかし知る人ぞ知るで...
海野十三 「赤外線男」
...深夜の戸山ッ原!それは知る人ぞ知るで...
海野十三 「第四次元の男」
...知る人ぞ知る、である...
太宰治 「黄村先生言行録」
...金徳一は、知る人ぞ知る、先のバンタム級の世界ベストテンに数えられた名選手でした...
田中英光 「オリンポスの果実」
...知る人ぞ知るであろう...
戸坂潤 「読書法」
...知る人ぞ知る! 彼はでたらめに聞いたり読んだりし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...両者が全く異った感じのものであることは……ただ知る人ぞ知る...
豊島与志雄 「霊気」
...江戸の闇を食って歩いた経歴は知る人ぞ知る...
中里介山 「大菩薩峠」
...これがどんなに悲しむべきことであるかは、知る人ぞ知る、とても悲し過ぎて、今茲で簡単にその証明をするわけには行かぬ...
中原中也 「よもやまの話」
...知る人ぞ知る、知らぬものは知らん顔をしておればよろしかろう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...先生のおつむりは知る人ぞ知る...
武者金吉 「地震なまず」
...「知る人(君ならでたれにか見せむ梅の花色をも香をも知る人ぞ知る)でもないのですがね」と宮は謙遜(けんそん)しておいでになったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...『知る人ぞ知る』(色をも香をも)」こう子供に言いながらまた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...知る人ぞ知る特殊のうまさ...
山本笑月 「明治世相百話」
...この心境は知る人ぞ知るだ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...また、その司馬徽が、常に自分の門人や友人たちに、臥龍(がりゅう)・鳳雛(ほうすう)ということをよくいっていたが、その臥龍とは、孔明をさし、鳳雛とは、徳公の甥の――統をさすものであることは、知る人ぞ知る、一部人士のあいだでは隠れもないことだった...
吉川英治 「三国志」
...五知る人ぞ知る...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索