...絶えず知られざる何物かを哀願しながら...
芥川龍之介 「毛利先生」
...決して未だ知られざる者を蔑視することを許されない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...作れる船のは知られざる海を進みゆく...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...未だ知られざる道の先導者は自己の歩むべき道としてはびこる刺ある茨を切り払つて進まねばならぬ...
伊藤野枝 「新らしき女の道」
...何か知られざるものに対する絶望とでめちゃめちゃな日々を送り...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...私の知られざる傑作「初恋の記」のハッピイ・エンドにくらべて...
太宰治 「断崖の錯覚」
...その草はいまだかつて知られざる新種であった...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...その世に知られざる戦士...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その未だ知られざる温泉へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...木村項の知られざる前と同じように人からその存在を忘れられるならば...
夏目漱石 「学者と名誉」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
......
宮本百合子 「獄中への手紙」
...隠れて知られざるものを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私たちは名も知られざる貧乏な職人たちの亡き霊を祀(まつ)る志を失ってはならぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...知られざるふみわけ径へわけ入つた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...我が遠征隊が精査せんとした知られざる原始巨大建築の断片を発掘するいかなる企ても金輪際放棄するよう私が自らの全力を挙げて主張するのは...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...「あのもの」は畢竟知られざるある者である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...(それは自分にとって知られざるある者である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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