...「矢筒を持ち運ぶのは大変だね...
...「昔は矢筒で戦っていたそうだ...
...「この弓には矢筒が付いているよ...
...「矢筒の中には何本の矢を入れることができるの?」...
...「矢筒を使って的に命中させられたらかっこいいな...
...章はいつの間にか睡くなったのて、体を横倒しにして、矢筒を引き寄せ、それを枕にして寝てしまった...
田中貢太郎 「狼の怪」
...背負っていた矢も矢筒ぐるみなくなって...
田中貢太郎 「申陽洞記」
...獸皮(じゆうひ)或は木質(もくしつ)を以て作りたる一種の矢筒(やづつ)有(あ)りしは疑無(うたがいな)からん...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...其矢筒より一條の勁箭更に拔き出し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼女の瞳(ひとみ)のうちにこそ、愛は置きぬ、その矢筒、やたら者...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...四尺あまりの本式の吹矢筒...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...吹矢筒の吹口には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...吹矢筒の吹口に、こってり口紅が付いているんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「吹矢筒はそのままにしてあるでしょうな」と平次...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...壁際に立てかけてあつた吹矢筒を取つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何うしてそんな事が判ります」「吹矢筒の口をもう一度見て下さい...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その蔭――丁度小艶の死體の入れてある小部屋の前に問題の吹矢筒が投げ出されてあつたといふことです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その蔭――ちょうど小艶の死体の入れてある小部屋の前に問題の吹矢筒が投げ出されてあったということです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...素(もと)より、吹矢筒を持って、此辺にウロウロして居る間抜けな男が、娘のお照殺しの下手人とは思って居ない様子でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...幸い此処に吹矢筒もあることだから」浪次は例の竹の筒を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...矢筒その上に鳴り鎗に矛(ほこ)相閃爍(きらめ)く...
南方熊楠 「十二支考」
...紙縒細工(かみよりざいく)の矢筒...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...それはもうむかしの響き轟いた矢筒の音でもなければ...
横光利一 「旅愁」
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