...矢矧(やはぎ)の長者(ちょうじゃ)のむすめだそうな」「すると女は、矢矧まで、道連れになるつもりか」「いや、途中、建部(たけべ)ノ神官の家へ寄るとかいっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...矢矧(やはぎ)の長者の娘と仰っしゃっておいででしたが...
吉川英治 「私本太平記」
...矢矧(やはぎ)までまだ四十里ほどはあった...
吉川英治 「私本太平記」
...三河国の矢矧についた...
吉川英治 「私本太平記」
...矢矧(やはぎ)の陣所から八橋(やつはし)まで出て...
吉川英治 「私本太平記」
...彼が矢矧(やはぎ)についた日の頃...
吉川英治 「私本太平記」
...三河の矢矧(やはぎ)まで来て...
吉川英治 「私本太平記」
...交戦三日後には早やそこの矢矧(やはぎ)川も官軍二万の後方(しりえ)におかれていた...
吉川英治 「私本太平記」
...もし矢矧川より先へは出るなとの制約さえなければ...
吉川英治 「私本太平記」
...つい先ごろには足利方として矢矧(やはぎ)の陣にいたのであるが...
吉川英治 「私本太平記」
...てこでも動く面構(つらがま)えではございません」「――矢矧川で?」どうしても思い出せないのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...矢矧川といい、日吉といい、十年も前の路傍の一些事(さじ)は、小六正勝にとってもう念頭にもなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...十年前の矢矧(やはぎ)川の一夜を...
吉川英治 「新書太閤記」
...矢矧(やはぎ)川のあたりで...
吉川英治 「新書太閤記」
...と矢矧川が同時に鳴った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そのまま矢矧(やはぎ)の大橋を...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ゆうべ矢矧(やはぎ)の辺りで家中らしい黒扮装(くろいでたち)の卑怯者を...
吉川英治 「宮本武蔵」
...門人ふたりが矢矧(やはぎ)の橋もとで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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