例文・使い方一覧でみる「通有」の意味


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...一般自然界に通有であるように...   一般自然界に通有であるようにの読み方
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」

...女性の通有性として偏執的な傾向が強く...   女性の通有性として偏執的な傾向が強くの読み方
伊丹万作 「わが妻の記」

...元来都会生活には今も昔も通有のデカダン気分がある...   元来都会生活には今も昔も通有のデカダン気分があるの読み方
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」

...二葉亭もまたこの通有癖に累(わずら)いされ...   二葉亭もまたこの通有癖に累いされの読み方
内田魯庵 「二葉亭追録」

...これすなわち悪人の繁栄と安泰を世に通有のこととして述べたのである...   これすなわち悪人の繁栄と安泰を世に通有のこととして述べたのであるの読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...蒐集家に通有な好みは...   蒐集家に通有な好みはの読み方
辰野隆 「愛書癖」

...これは大阪に限ったことでなく都会の通有性だけれども江戸では女でも浅黒いのを自慢にしたくらいで色の白きは京阪に及ばない大阪の旧家に育ったぼんちなどは男でさえ芝居(しばい)に出て来る若旦那(わかだんな)そのままにきゃしゃで骨細なのがあり...   これは大阪に限ったことでなく都会の通有性だけれども江戸では女でも浅黒いのを自慢にしたくらいで色の白きは京阪に及ばない大阪の旧家に育ったぼんちなどは男でさえ芝居に出て来る若旦那そのままにきゃしゃで骨細なのがありの読み方
谷崎潤一郎 「春琴抄」

...これは流行語には通有な状態でもあるが...   これは流行語には通有な状態でもあるがの読み方
津田左右吉 「日本精神について」

...ただ歌をやる人と俳句をやる人とで本来の素質に多少の通有的相違があるということを暗示するに過ぎないであろう...   ただ歌をやる人と俳句をやる人とで本来の素質に多少の通有的相違があるということを暗示するに過ぎないであろうの読み方
寺田寅彦 「俳諧瑣談」

...もっともこのようなことは何も連句に限らず他の百般の事がらに通有ないわゆる「転機」の妙用に過ぎないので...   もっともこのようなことは何も連句に限らず他の百般の事がらに通有ないわゆる「転機」の妙用に過ぎないのでの読み方
寺田寅彦 「連句雑俎」

...知的生活を送る人間に通有の...   知的生活を送る人間に通有のの読み方
中島敦 「光と風と夢」

...庄次は突然な出來事を聞かされて無垢な青年に通有(ありがち)な一種の慄ひを禁じ得ませんでした...   庄次は突然な出來事を聞かされて無垢な青年に通有な一種の慄ひを禁じ得ませんでしたの読み方
長塚節 「白瓜と青瓜」

...当時の公卿の通有なことであって...   当時の公卿の通有なことであっての読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...動物性と人間性……固有性と通有性……ただ個性というものの中にも...   動物性と人間性……固有性と通有性……ただ個性というものの中にもの読み方
夢野久作 「鼻の表現」

...人間通有の弱さも...   人間通有の弱さもの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...東洋人通有の老莊的な人生觀が菊池氏の場合でもあの風貌に滋味を加へてゐたことは見のがせないし...   東洋人通有の老莊的な人生觀が菊池氏の場合でもあの風貌に滋味を加へてゐたことは見のがせないしの読み方
吉川英治 「折々の記」

...自分と似ているような存在――対比されるような才腕の持ち主を――たれも好かないのはひとの通有性であることに...   自分と似ているような存在――対比されるような才腕の持ち主を――たれも好かないのはひとの通有性であることにの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...これはあるいは漱石に限らず私たちの前の世代の人々に通有な傾向であったかもしれない...   これはあるいは漱石に限らず私たちの前の世代の人々に通有な傾向であったかもしれないの読み方
和辻哲郎 「漱石の人物」

「通有」の読みかた

「通有」の書き方・書き順

いろんなフォントで「通有」


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