...彼の眼識に驚いた...
...彼女は優しい眼識で人を見る...
...眼識のある人は、物事を深く理解している...
...彼の眼識は優れており、ビジネスでも大成功を収めている...
...私は彼女の眼識に学ぶことが多い...
...世固(もと)より酔うものあり、然(しか)れども佐久間、横井の眼識、豈(あ)にこれを看破せざらんや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...吾人が経世的眼識において...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...思ふに閣下は漫に屬僚の小献策に氣觸れて大局を觀るの眼識を失ひ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼が老巧な眼識を以て見れば...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...鑑賞の眼識に富みたる仏国の文豪が江戸美術固有の秘戯画に対して如何なる観察をなしたるかはいふまでもなく甚だ興味ある事なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...彼が老巧な眼識を以て見れば...
中里介山 「大菩薩峠」
...必ず彼の眼識に疑(うたがい)を挟(さしは)さみたくなる...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...これだけの眼識のないものが人間を写そうと企てるのは...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...而して其噂をする人の眼識より推す時に其見得たる所は甚だ覚束かない...
二葉亭四迷 「旅日記」
...此方の眼識を重んじて(?)往々それに類する正直な弁明を発しては...
牧野信一 「足袋のこと」
...然れども余は自(みづから)左迄に藝術批判の眼識低き者とは思はず...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...謹んで評者の眼識の高いのに服したであらう...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...鬼神を驚かす眼識じゃわい」「……と……仰せられますると……」若い平馬の胸が口惜しさで一パイになって来た...
夢野久作 「斬られたさに」
...すぐ山田奉行から召し出された御眼識もさすがと頷(うなず)かれる」――その時...
吉川英治 「大岡越前」
...その奉行越前守――吉宗の眼識(めがね)で...
吉川英治 「大岡越前」
...都甲金平武蔵の人物を見る眼識は...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...その非凡な大眼識と巨腕は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...断じて言う! 郁次郎を罪人というお眼識(めがね)は違っている」「親子(しんし)の情愛(じょうあい)...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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