...彼の眼識に驚いた...
...彼女は優しい眼識で人を見る...
...眼識のある人は、物事を深く理解している...
...彼の眼識は優れており、ビジネスでも大成功を収めている...
...私は彼女の眼識に学ぶことが多い...
...公平なる御眼識をもって御覧下さるよう願います...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...更に一層長所と美点に対する眼識の不足を恥ずべきではないかと思われるのである...
寺田寅彦 「学位について」
...この男にはやはり特別な眼識が備わっているのかと思われた...
寺田寅彦 「写生紀行」
...西北に風よけをして幔(まく)を張れ我が日本(ひのもと)の桜見る人その眼識の国防上に及びたるを知るに足らん...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...世固(もと)より酔うものあり、然(しか)れども佐久間、横井の眼識、豈(あ)にこれを看破せざらんや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その開国家たるの眼識は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...吾人が経世的眼識において...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...独り彼が眼識の尋常有志家に比して...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...所有さえすれば自分の所有物に関係ある眼識が肥えるのは当然なので...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...思ふに閣下は漫に屬僚の小献策に氣觸れて大局を觀るの眼識を失ひ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...思ふに閣下は漫に属僚の小献策に気触れて大局を観るの眼識を失ひ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...そのエラサ加減に甲乙をつけるだけの眼識は無い...
中里介山 「大菩薩峠」
...相当に届く眼識を以ている者にとっては...
中里介山 「大菩薩峠」
...これだけの眼識のないものが人間を写そうと企てるのは...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...煙草の御手際(おてぎわ)じゃ」「ハハハハじじいもなかなか眼識があるよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...然れども余は自(みづから)左迄に藝術批判の眼識低き者とは思はず...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...謹んで評者の眼識の高いのに服したであらう...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...かつ眼識の高い方で...
山本笑月 「明治世相百話」
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