...眼目は目標や重要な点を指す熟語です...
...彼の眼目は常に勝利だった...
...関係者にとって、この問題の眼目は何なのかを明確にすることが必要だ...
...このプランの眼目は、コストを下げながら品質を維持することだ...
...この映画の眼目は、一人の男が困難に立ち向かい、成功するというメッセージです...
...第一に階級闘争の精神を眼目にし...
芥川龍之介 「プロレタリア文学論」
...……お前にあこの話の大眼目が分るかい? 今じゃ食料品屋も腸詰屋も...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「マリ・デル」
...何しろそれが大眼目なんですからね……...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...眼目とした事は殆ど何も述べてない...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...春秋の眼目たる大一統主義を根本に置いて歴史を書き出さうとした...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...いくらかの生命を保たせ得るかどうかというのがその試験の眼目であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...本文の眼目である...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...これは単に結果を得るだけが眼目であって...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...個人的なまとまりよさだけを眼目とする躾は...
宮本百合子 「新しい躾」
...第一に重工業の生産拡大を眼目としている...
宮本百合子 「「鎌と鎚」工場の文学研究会」
...若くていくらかフーピーな身よりのない娘といい家庭をこしらえてゆくことを眼目に結婚をすることから始まる...
宮本百合子 「「結婚の生態」」
...お母さんをつれてあなたに会わせ申すのが眼目でしたから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それぞれの作家の作家精神の精髄をつかみ出すことを眼目として居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ましてあの利を眼目として作られるものに...
柳宗悦 「工藝の道」
...立ったり屈(かが)んだりするのが眼目(がんもく)であった...
柳田国男 「こども風土記」
...その内容よりも形式に眼目があったらしい...
山本周五郎 「竹柏記」
...問題は食うことだ」「むろん眼目はそのことだ」「みんな食いつめたあげくのなかまだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その眼目でなければならなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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