...眼目は目標や重要な点を指す熟語です...
...彼の眼目は常に勝利だった...
...関係者にとって、この問題の眼目は何なのかを明確にすることが必要だ...
...このプランの眼目は、コストを下げながら品質を維持することだ...
...この映画の眼目は、一人の男が困難に立ち向かい、成功するというメッセージです...
...要するにブルノの仕事の眼目はアリストテレスの哲学が科学的観照に及ぼす有害な影響を打破するというのであった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...話の眼目は、大体こうである...
梅崎春生 「狂い凧」
...復讐の眼目に入るのだった...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...大乗仏教の眼目はどこにあるかを...
高神覚昇 「般若心経講義」
...これはメイテルリンクの提唱した講演の眼目ださうだが...
田山録弥 「大阪で」
...何しろそれが大眼目なんですからね……...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...これこれの客を見なかったかと訊(たず)ねる眼目には...
中里介山 「大菩薩峠」
...大権をおとさない大眼目は十分に立ちましたから...
蜷川新 「天皇」
...有三の正義感というものの根源を明らかにすることが私の眼目なのだが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それぞれの作家の作家精神の精髄をつかみ出すことを眼目として居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この絵の眼目はそれです」又五郎は告白でもするように云った...
山本周五郎 「おれの女房」
...その内容よりも形式に眼目があったらしい...
山本周五郎 「竹柏記」
...この事件の眼目たる心理遺伝の内容と直接の連絡関係を有せる発作は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「ようがすか、話の眼目は、それからなんで」釘勘は、ここで一だんと力をいれ、「そこでこの滅多にない品物を、どこで手にいれたかというと、あなたもお忘れはありますめえ、音羽の護国寺前、筑波屋いう旅籠の二階で、惜しいことには一足ちがいで、あの晩そちらは、お粂と二挺駕で旅へ夜立ちと出かけたあと、入れちがいにあとの部屋で、ひょいと見つけたのがこのビードロです...
吉川英治 「江戸三国志」
...それを眼目とした...
吉川英治 「新書太閤記」
...これを成就(じょうじゅ)さすかが――眼目であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...それが眼目(がんもく)だ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...修史の使命と眼目を...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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