...眼目は目標や重要な点を指す熟語です...
...彼の眼目は常に勝利だった...
...関係者にとって、この問題の眼目は何なのかを明確にすることが必要だ...
...このプランの眼目は、コストを下げながら品質を維持することだ...
...この映画の眼目は、一人の男が困難に立ち向かい、成功するというメッセージです...
...昭和維新の眼目である東亜の新秩序即ち東亜の大同は...
石原莞爾 「最終戦争論」
...私は出来ることならこれを眼目にして大いに書きたい気もするけれど時日もないしそれにまづしい私の社会的な智識では到底大したことも云へなささうだ...
伊藤野枝 「ウォーレン夫人とその娘」
...]――5.或人にとつて或事が主眼目である...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...いちばんたいせつな物的調査による後難の軽減という眼目が忘れられるのが通例のようである...
寺田寅彦 「災難雑考」
...是れ一篇の眼目なりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...いくらかの生命を保たせ得るかどうかというのがその試験の眼目であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...本文の眼目である...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...人民はどんなに絶対従順にそれに服従しなければならないかということが眼目としてつくられていた...
宮本百合子 「明日をつくる力」
...新しい意味での男女の平等な協力の中心眼目であろうと思う...
宮本百合子 「明日をつくる力」
...有三の正義感というものの根源を明らかにすることが私の眼目なのだが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...とにかく眼目は、私が車軸が曲って減った小車にならないようにすること、まとまった勉強が出来るようにすること、そして小さな貯水池が乾上らないようにすること...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...作品の低さの眼目なのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おまじないの眼目なのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...長い伝統を引いて今日も如何なるものが作られつつあるかを知るのが眼目であった...
柳宗悦 「北九州の窯」
...何よりも利が眼目です...
柳宗悦 「民藝四十年」
...その統計の眼目となっているものは...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...考え直さなければなりますまい」秀吉の持久長攻策の眼目はそこにあるので...
吉川英治 「黒田如水」
...そのほうが眼目だ」「あの後で...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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