...この「真蹟」は本物のようですね...
...美術館で「真蹟展」が行われているよ...
...「真蹟」を見つけると、とても感慨深い気持ちになりますね...
...この「真蹟」は、40億円で落札されたそうです...
...偽物の「真蹟」を販売していた犯人が逮捕されました...
...君未(いまだ)真蹟を見ざるのみ...
芥川龍之介 「骨董羹」
...とにかく真蹟(しんせき)は見たのですが...
芥川龍之介 「秋山図」
...其の外収蔵の物、本邦古人書画、近代儒家文人詩文、唐山真蹟書画、本邦諸国地図、唐山蛮方地図、草木金石珠玉点介鳥獣、古銭古器物、唐山器物、蛮方異産の類ありと雖も、皆考索の用とす...
芥川龍之介 「僻見」
...十一 紅葉の筆蹟及び人気三越(みつこし)で紅葉の真蹟展覧会が小波(さざなみ)その他の主催で開かれてからモウ十年になる...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...それから以来紅葉の真蹟は益々(ますます)持てはやされて今では短冊一枚が三十円以上を値いしてるそうだ...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...烏啼天狗の脅迫状の真蹟をひろげて見るに及んで...
海野十三 「奇賊は支払う」
...京都表千家に伝えられている利休の真蹟には「人世」...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...以上みなその真蹟(しんせき)を石印に写したるもの...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...羲之の真蹟はすべて唐の太宗(たいそう)が棺の中まで持ちこんで行ってしまったはずで...
中里介山 「大菩薩峠」
...牧谿(もっけい)のように支那に真蹟がなくて...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...延寿王院(神宮寺といふ)に入りて菅公真蹟を拝観す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その時翁の言に「徽宗皇帝など真蹟はただの一つもありません...
山本笑月 「明治世相百話」
...真蹟を多く見てその筆意通法が全く脳裏に浸み込んで初めて断定し得る...
山本笑月 「明治世相百話」
...一見、真蹟である...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...それがよく武蔵の真蹟として混同されたりしている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...ほぼこれで真蹟ということはいえるだろうと思う...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...自分はこれをまだ武蔵の真蹟として人に示そうとは思わない...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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