...「真南に向かって歩くと海が見えてきます」...
...「私たちの家は真南にあるので、太陽が一番強く当たります」...
...「真南を目指して進んだら、到着するまで10分かからないよ」...
...「彼女は真南の南の方角に住んでいるらしい」...
...「山火事が起きている真南の地域への避難勧告が出た」...
...大潮を真南(まんみなみ)に上げ颯(さっ)と吹く風とともに...
泉鏡花 「薄紅梅」
...真南に航行していることである...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...そこはちょうど香港(ホンコン)を真南に三百五十キロばかりくだった海面であるが...
海野十三 「火薬船」
...我が日本艦隊は真南から襲い懸って...
海野十三 「空襲葬送曲」
...布哇(ハワイ)島からいえば、丁度真南に当り、緯度で四十度ばかり南方にあたる...
海野十三 「地球要塞」
...真南! 傾斜をなおしつつ...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...「針路、真南!」キーン、ぴし、ぴし、ぴしッ...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...しばらく真南へやってくれ...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...すなわち英領ピッケルン島の真南約二百三十海里……我々が南海航路の犠牲(いけにえ)を求むるに絶好の位置なりし...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...十四号トンネルの真南になつてゐます...
田山録弥 「玉野川の渓谷」
...太陽が真南に来た...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...追風に吹かせて真南(まみなみ)へつっぱなせば...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...真南に下るものかと思いのほか...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...真南に落下しているユワタル沢の合流点から始まる...
細井吉造 「二つの松川」
...だが、鎌倉は真南だ...
吉川英治 「私本太平記」
...ここから、真南に、高松の城を俯瞰(みおろ)す...
吉川英治 「新書太閤記」
...国境、真南の空に、日差山(ひざしやま)が見える...
吉川英治 「新書太閤記」
...方角はちやうど真南に当る...
若山牧水 「岬の端」
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