例文・使い方一覧でみる「真っ向から」の意味

...真っ向からそう訊ねるわけにもいかない... 真っ向からそう訊ねるわけにもいかないの読み方
犬田卯「沼畔小話集」

...このように彼はヒポクラテスの教えに真っ向から反対した... このように彼はヒポクラテスの教えに真っ向から反対したの読み方
ジェイムズ・サンヅ・エリオット　James Sands Elliott 水上茂樹訳「ギリシャおよびローマ医学の概観」

...真っ向から反対するわけにもいかず... 真っ向から反対するわけにもいかずの読み方
橘外男「陰獣トリステサ」

...ドローレスが最初の約束を真っ向から実行に移してきたことであった...
橘外男「陰獣トリステサ」

...一体どういう人が社会的地位があるというのでしょうか？　たとえば六大都市の市長なぞというものは社会的地位がありましょうか」「六大都市の市長と言いますと？」フガのバカは嘲弄（ちょうろう）されているとも知らずに真っ向から伺いを立ててきた... 一体どういう人が社会的地位があるというのでしょうか？　たとえば六大都市の市長なぞというものは社会的地位がありましょうか」「六大都市の市長と言いますと？」フガのバカは嘲弄されているとも知らずに真っ向から伺いを立ててきたの読み方
橘外男「ナリン殿下への回想」

...ともあれ、オスカー・ワイルドの言葉のはしばしをひろってみても、第一に確かに、「ギリシャ美学」で、芸術が「模倣（ミメジス）」であるというのに対しては、真っ向から、そうではない「創造」であると反対しているのである... ともあれ、オスカー・ワイルドの言葉のはしばしをひろってみても、第一に確かに、「ギリシャ美学」で、芸術が「模倣」であるというのに対しては、真っ向から、そうではない「創造」であると反対しているのであるの読み方
中井正一「美学入門」

...真っ向から断って退けるお駒ですが... 真っ向から断って退けるお駒ですがの読み方
野村胡堂「黄金を浴びる女」

...黙っていろ」主人は真っ向からそれをキメ付けます... 黙っていろ」主人は真っ向からそれをキメ付けますの読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...真っ向から二人を呑んでかかりましたが... 真っ向から二人を呑んでかかりましたがの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...疑いは真っ向から自分へ来るじゃないか」「…………」「文次郎はあの晩東窓の下の空地でお喜多と逢引していたんだ...
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...「真っ向から行けば大変だが... 「真っ向から行けば大変だがの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...ちょっと開けてくれ」真っ向から名乗る平次の声にも... ちょっと開けてくれ」真っ向から名乗る平次の声にもの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...真っ向から浴びせられてきた... 真っ向から浴びせられてきたの読み方
正岡容「寄席」

...真っ向から唐竹（からたけ）に割りつけられて... 真っ向から唐竹に割りつけられての読み方
吉川英治「江戸三国志」

...鋭い重蔵の木剣が真っ向から飛んで来た... 鋭い重蔵の木剣が真っ向から飛んで来たの読み方
吉川英治「剣難女難」

...久八の真っ向から... 久八の真っ向からの読み方
吉川英治「剣難女難」

...真っ向から否定してしまうのだった... 真っ向から否定してしまうのだったの読み方
吉川英治「三国志」

...法然上人の選択（せんじゃく）本願念仏集を真っ向から粉砕している口吻（こうふん）で... 法然上人の選択本願念仏集を真っ向から粉砕している口吻での読み方
吉川英治「親鸞」