「眇」の意味
目が小さいこと
小説での「眇」の使い方
...片目眇(すがめ)の老人があります...
芥川龍之介 「杜子春」
...」片目眇の老人は...
芥川龍之介 「杜子春」
...眼路(めぢ)眇茫(びようぼう)として極(きはみ)無く...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...将軍は眇(すがめ)のやうな眼つきをして市街(まち)を見た...
薄田泣菫 「茶話」
...老人は声の荒い眇の男であった...
田中貢太郎 「虎媛」
...家鴨と眇目の老人では心像の変形が少しひど過ぎるが...
寺田寅彦 「KからQまで」
...さりながら僅々二十餘名の代議士を有する眇たる一小黨は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...殆ど土佐派を眇視して自由党を我物顔に振舞ひ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...眇(びょう)たる人生のはかなさを教えるものがあるに相違ない...
中里介山 「大菩薩峠」
...而かも今は即ち眇として當に掌中に握取す可きが如し...
長塚節 「草津行」
...八畳の座敷は眇(びょう)たる二人を離れ離れに容(い)れて広過ぎる...
夏目漱石 「虞美人草」
...眇然(びょうぜん)たる「過去」の前に落ちた...
夏目漱石 「虞美人草」
...跛足で眇目(めつかち)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...眇目(めつかち)にならずに濟みましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...芥子(けし)の実ほどの眇少(かわいら)しい智慧(ちえ)を両足に打込んで...
二葉亭四迷 「浮雲」
...藕糸孔中(ぐうしこうちゅう)蚊睫(ぶんしょう)の間にも這入(はい)りそうなこの眇然(びょうぜん)たる一小「ガ」奴(め)が...
二葉亭四迷 「浮雲」
...連日神と決戦して眇(すがめ)となり勝負付かず...
南方熊楠 「十二支考」
...吉野女眇通二上天一而来且去等像」を作ったことのみであった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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