...相知のない関係では、深い信頼関係は築けない...
...彼とは相知の仲で、何でも話し合える...
...お互いに相知れているので、あまり言葉を交わさなくても通じ合う...
...相知に基づく友情は、時間を経ても変わらない...
...この仕事は相知の仲間だけでやり遂げよう...
...常に人生の横町許り彷徨(うろつ)いて居る朱雲がかゝる男と相知るの必ずしも不合理でない事もうなづかれる...
石川啄木 「雲は天才である」
...相知れる人や無からむ...
石川啄木 「詩」
...不図来年御渡海之儀も不相知候故...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...及びそのもと相知れる者ども悉(ことごと)く来(きた)りて彼と共にその家にて飲食を為(な)し...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...こゝの相知(chi)もおもしろい...
種田山頭火 「行乞記」
...私と泉君とは遂に相知る機会がなかつた...
徳田秋聲 「亡鏡花君を語る」
...互に心中を相知り...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...如何(どう)なる? 男女相知るのを怕(おそ)ろしいとも恥かしいとも思わなくなるのか?畜生(ちくしょう)と同じ心持になるのか?トルストイは北方の哲人だと云う...
二葉亭四迷 「平凡」
...竜伯様(島津義久)惟新様(島津義弘)至二御代に一、日本国中、天下よりたばこ御禁制に被二仰渡一、御国許(くにもと)之儀は、弥(いよいよ)稠敷(きびしく)被二仰渡一候由候処に、令(せしめ)二違背一密々呑申者共有レ之、後には相知、皆死罪に為レ被二仰渡一由候云々...
穂積陳重 「法窓夜話」
...左程に古調は擬し難きにやと疑ひ居り候處近來生等の相知れる人の中に歌よみにはあらで却て古調を巧に模する人少からぬことを知り申候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...近来生らの相知れる人の中に歌よみにはあらでかえって古調を巧(たくみ)に模する人少からぬことを知り申候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...後日に相知るゝ御事...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...』かくして彼金子鋭吉と自分とは相知るに至つたのである...
村山槐多 「悪魔の舌」
...「余与金輪寺混外上人相知五六年於茲...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「売酒老翁旧相知...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
......
横瀬夜雨 「天狗塚」
...同じ世に生れて相知れること二十年...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...満鉄の図書館を訪うて松崎鶴雄先生と相知る喜びをも得た...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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