...彼から直筆の手紙が届いた...
...直筆のサインが欲しい...
...彼女が直筆で書いた手紙を大切に保管している...
...直筆の著名人の手紙をコレクションしている...
...貴重な直筆書簡がオークションで高値で落札された...
...分厚い巻紙の手紙が慷堂の直筆なのは俺を喜ばせたが...
高見順 「いやな感じ」
...昭和五〜八年 金沢第七聯隊在営期篇一九三〇〜一九三三年(二十一〜二十四歳)◆復活のつもりで入れる火消壺解剖の胡蝶の翅に散る花粉いずれ死ぬ身を壁に寄せかける鉄骨の伸びる打鋲の遠ひびき恩給のつく頃部長の粉煙草註・一九八七年九月七日『北陸中日新聞』朝刊掲載・一叩人「一片の反古紙に直筆/反戦川柳作家鶴彬の作品発見」文中の作品...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...大御所様の御直筆だのと言って売り立てれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...相違なく相嗣(あいつ)ぐべきもの也――という直筆に判を捺(お)したのを破って捨てたのは誰だ」「えッ」「俺はそれを察して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...其餘ハ皆直書シテ諱マズといはれ頼朝ノ傍政子ノ妬悍ノ類隱避スル所ナキヲ以テモ之ヲ知ルベシとて其直筆の一例となされたれども...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...健腕直筆の心をこめて習字してゐた...
牧野信一 「蝉」
...直筆無諱(いむことなく)御発表相成度奉存候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...逍遙子は早稻田に隱れて記實の直筆を揮へ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...歌舞伎座の新築当時には舞台上の大額や表看板の大名題の文字も居士の直筆であって...
山本笑月 「明治世相百話」
...最近では『饗庭篁村集』の背文字と扉が先生の直筆であります...
山本笑月 「明治世相百話」
...岩形氏直筆の十一万五千円の受取証と...
夢野久作 「暗黒公使」
...曹操直筆の書簡とを取りだして...
吉川英治 「三国志」
...大高城の守将鵜殿長照(うどのながてる)の直筆で...
吉川英治 「新書太閤記」
...尊氏直筆の“願文(がんもん)”を見た...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...殊にまた、彼の直筆として、「……せがれ伊織儀」と、伊織のことに言及している点など、親子の情も見るべく、歴々として、当年の心事を想到するに足るものがある...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...柳生の剣法・武蔵の剣法十兵衛の直筆本(じきひつぼん)の「武蔵野」という書を近頃見たが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...君祖家康公よりお直筆(じきひつ)墨付きを頂戴しておるお目見得格(めみえかく)...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...青巌寺にはその折のままになっている幽斎公の直筆の書物や文房の遺物(かたみ)やらが何かと置いてある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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