...彼から直筆の手紙が届いた...
...直筆のサインが欲しい...
...彼女が直筆で書いた手紙を大切に保管している...
...直筆の著名人の手紙をコレクションしている...
...貴重な直筆書簡がオークションで高値で落札された...
...あなたの直筆で書いた物を送つて下さい...
薄田泣菫 「茶話」
...頂いた人は有名な先生御直筆の壽の字に何歳絢子と御かきになつた其扇形の紙を頂いて大喜びをするといふ事を嬉しく承りました...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...史官の直筆が出來なくなると云つた...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...その爲めに起居注の書いたものが直筆でなくなる傾きとなつた...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...大御所様の御直筆だのと言って売り立てれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...相違なく相嗣(あいつ)ぐべきもの也――という直筆に判を捺(お)したのを破って捨てたのは誰だ」「えッ」「俺はそれを察して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...純正な犯人の直筆(じきひつ)である...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...逍遙子は早稻田に隱れて記實の直筆を揮へ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...岩形氏直筆の十一万五千円の受取証と...
夢野久作 「暗黒公使」
...曹操直筆の書簡とを取りだして...
吉川英治 「三国志」
...「まさしく謙信の直筆にちがいないが」自身...
吉川英治 「新書太閤記」
...御直筆のようで」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉の直筆になる二通の手紙をふたりへ渡した...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉直筆の迅速(じんそく)な飛札(ひさつ)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...尊氏直筆の“願文(がんもん)”を見た...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...殊にまた、彼の直筆として、「……せがれ伊織儀」と、伊織のことに言及している点など、親子の情も見るべく、歴々として、当年の心事を想到するに足るものがある...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...柳生の剣法・武蔵の剣法十兵衛の直筆本(じきひつぼん)の「武蔵野」という書を近頃見たが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...君祖家康公よりお直筆(じきひつ)墨付きを頂戴しておるお目見得格(めみえかく)...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
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