...片っ端から言葉に直す...
海野十三 「火星探険」
...ゆかりの寝床を直すことさえ気がつかなかった...
海野十三 「ネオン横丁殺人事件」
...これからまた僕は飲み直すんだ...
太宰治 「春の枯葉」
...肋膜(ろくまく)の骨を切って直すとか...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...書き直すんなら書き直すんで...
中里介山 「大菩薩峠」
...其処に書かれたパラオ語の間違(まちがい)を直す...
中島敦 「環礁」
...という風にすぐに慌(あわ)てて思い直すのが常である...
中村地平 「霧の蕃社」
...「驚いたかい」と今度は兄が聞き直す...
夏目漱石 「虞美人草」
...テキパキと身なりを直すと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...やすりででこぼこを直すのだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...やがて陣を立て直すと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...最悪ダービーまで数週間しか立て直す暇がない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...僕はすこし身仕舞を直すつもりで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...静かに少女の枕元に置き直すと...
夢野久作 「白菊」
...――そう彼自身も思い直すのであった...
吉川英治 「三国志」
...そう意識し直すのだった...
吉川英治 「源頼朝」
...庄田様、それはあべこべでございます」「なぜ」「わたくしは、外から呼ばれて参っている笛吹きの女、あなたは柳生家の御用人さま」「なるほど」喜左衛門も、おかしくなったが、「しかしここは、大殿だけのお住居、そなたはべつなお扱いじゃ――とにかくお取次を」「はい」と、奥へ行ってすぐ、「どうぞ」と、迎え直す...
吉川英治 「宮本武蔵」
...折よくぢいやが庭の草花を植ゑ直す指図をして貰(も)らひに来て...
若松賤子 「黄金機会」
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